有馬記念700億円超え!『ザ・ロイヤルファミリー』成功を受け各局が狙う「公営ギャンブルドラマ」の金脈

妻夫木聡(C)週刊実話Web

年が明けたテレビ業界で、昨年放送された人気ドラマが注目を集めている。その作品が、日曜劇場として放送した『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)だ。

『ザ・ロイヤルファミリー』は、妻夫木聡が主演を務めた作品で、佐藤浩市、目黒蓮、松本若菜など豪華な俳優陣が共演した作品として人気を集めた。競馬の世界を舞台に、JRAの全面協力で撮影が行われ、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語が描かれている。

なぜ、すでに放送が終了しているドラマが話題になっているのか? キー局の編成担当者が内情を明かしてくれた。

「昨年12月28日に開催された『第70回有馬記念』の馬券売上が、約713億円となり2024年を約163億円も上回った。700億円を超えるのは26年ぶりで21世紀初となり、『ザ・ロイヤルファミリー』効果だと言われている。JRAは笑いが止まらない状況です。
テレビを見ない人が増えていると言われているが、いまだにどのメディアより宣伝効果があることが証明された。この『ザ・ロイヤルファミリー』の成功があったことで、各局が公営ギャンブルを取り扱ったドラマを作るために、年明け早々に営業をかけ始めているんです」

現在の日本では、公営ギャンブルとして競馬以外に競輪、オートレース、ボートレースが各地で開催されている。今回、『ザ・ロイヤルファミリー』でTBSが成功したことを受けて、他の公営ギャンブルにも協力を仰いでドラマを制作しようと各局が狙っているというのである。

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若年層をターゲットにした競輪に白羽の矢

特にテレビ関係者から注目されているのが競輪だという。

「競輪は若年層の利用者を増やすために、おしゃれなCMを制作してテレビに大量投入しているところ。競輪を題材としたドラマを作れば、CMを獲得できる可能性が高い。
それに、最近では公営ギャンブルを取り扱ったアプリなどが多く作られているので、IT企業などと組めばスポンサー料も獲得しやすくなる。ボートレースも売上が好調で、若い利用者を増やそうとネット配信などに力を入れている。
『ザ・ロイヤルファミリー』の成功があるので、いまなら他の公営ギャンブルにも営業がかけやすい。今後は、これまでになく公営ギャンブルを取り扱ったドラマが増えそうな予感です」(民放関係者)

かつてはおじさんたちの趣味として親しまれた公営ギャンブルだが、ここ最近ではネットの普及もあり誰でも参加しやすくなっている。こうした流れの中で、今後は公営ギャンブルを題材としたドラマが、これまで以上に増えていく可能性は十分にありそうだ。