巨人・阿部慎之助監督への“怨念”か…桑田真澄が新天地で画策する“古巣打倒”の復讐シナリオ

オイシックス新潟アルビレックスBCの公式サイトより

12月18日、今季まで巨人の2軍監督を務めていた桑田真澄氏が、プロ野球2軍のイースタン・リーグに所属するオイシックス新潟アルビレックスBCのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)に就任した。

NPBは2023年から、それまで独立リーグだった球団を2軍に参加させており、オイシックスは東日本の球団が加盟するイースタン・リーグの一員となった。

桑田氏は会見で「ジャイアンツと比べたら、戦力も資金力も雲泥の差」「僕1人が来たから急に強くなるわけではない」など、謙虚ながら2軍球団の強化を胸に誓った。

しかし、これは古巣への、そして何より阿部慎之助監督への強烈なあてつけで、復讐劇の始まりだと囁かれているのだ。

「そもそも、桑田氏の巨人退団は事実上の追放でした。理論派の桑田氏が掲げる合理的・科学的な指導法は、昭和の野球を色濃く残し、時には罰走も辞さないスパルタ指導の阿部監督とは“水と油”。送りバントを多用する阿部采配にも、アウトを献上して得点期待値を下げると桑田は反発するなど、確執・軋轢が絶えませんでした」(スポーツ紙セ・リーグ担当)

結果、桑田氏はユニフォームを脱ぐことになり、愛する巨人を追われる形となった。

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