お魚天国で食べる絶品ジンギスカンに舌鼓! 富山『1、2、サントス!!』

店名は店主のあだ名に由来する。富山でジンギスカン屋を開くのが夢だとか。
北陸は魚がうまい。中でも富山は隣の金沢より手頃な価格で食べられて、回転ずしでも飛び切りだ。

その代わり、どこで食べてもうまいから店選びが悩ましい。

そんな時は『サントス』をおすすめしたい。メニューには「魚、すし、ジンギスカン、そば」と書かれている。

ブリとキジハタの刺し身(800円)。脂が乗っていて塩で食べてもうまい。

こちらは店主が北海道出身とあって、富山では珍しくジンギスカンを提供している。
牧草で育ったニュージーランド産のラムを使ったジンギスカン。手頃な量なのでペロリといける。1人前1500円(写真は2人前)。

「本場、北海道と同じスタイルなので、おいしいですよ」

根菜と果物で作ったジンギスカンのタレ。生ビールは600円。
もちろん新鮮な魚介もメニューにあり、すしまで握ってくれる。

締めには地元のそば粉を使った手打ちそば。聞けば、富山で最も有名なそば屋に押し掛けて打ち方を教わったという。
富山でも有名なそば屋で教わった絶品そば(1000円)。

このそばがそこらの専門店よりも格段にうまくて驚かされる。

若い客が多いが、年配の一人客や観光客もいる。

あまりマスコミには出ないが、店の評判は口コミで広がっているようだ。
生で食べられる柔らかい部位を使ったラムユッケ(1000円)

人懐こい店主のおかげで、酒が進み楽しい夜になった。

これから「富山は何がうまいか」と聞かれたら「ジンギスカンとそば」と答えることにしよう。まるでいっぱしの食通に見えるはずだ。

『1、2、サントス!!』
富山県富山市桜町1-6-14 桜町ビル2F
090-9806-8950
営業時間:18時~24時
休み=日曜

撮影・文/キンマサタカ

「週刊実話」2025年6月26日・7月3日号より
※情報は取材当時のものです

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