井上尚弥 2026年「フェザー級転向Xデー」大予測! 中谷潤人への通過儀礼となるか「リヤド・シーズン」サウジ決戦を徹底分析

井上尚弥(C)週刊実話Web

2025年年末、ボクシング界の「モンスター」井上尚弥選手が、異例の舞台であるサウジアラビア・リヤドの『The Ring V: Night of the Samurai(ナイト・オブ・ザ・サムライ)』で、WBC世界スーパーバンタム級2位のアラン・ピカソ選手を迎え撃つ。

この興行は、サウジアラビア王国総合娯楽庁(GEA)が主催する世界最大級のエンターテインメントイベント「リヤド・シーズン」の一環として開催されるが、単なる防衛戦ではなく、井上選手の2026年以降のキャリアを占う上で極めて重要な意味を持つ。

ボクシングファンが最も関心を寄せる中谷潤人選手との日本人頂上決戦、そして待望のフェザー級転向の可能性。本記事では、この年末のビッグイベント『リヤド・シーズン サウジ決戦』を徹底分析し、井上尚弥というモンスターの次なるロードマップを大胆に予測する。

サウジ決戦『ナイト・オブ・ザ・サムライ』の意義

井上選手がキャリア初のサウジアラビアで戦う背景には、巨額のオイルマネーによるボクシング界のグローバル化がある。特に「リヤド・シーズン」という巨大なエンターテイメントプラットフォームで戦うことは、井上選手の世界的ブランド力をさらに高める。

しかし、このピカソ戦が持つ真の意義は、中谷潤人選手との対戦に向けた「通過儀礼」としての側面だ。井上選手は中谷選手を「高く評価している」と公言しており、スーパーバンタム級での最終ターゲットとして意識していることは明らかだ。

ピカソ選手は長いリーチと左ボディーが武器だが、モンスターの圧倒的なスピードとパワーの前には、技術的な壁を乗り越えるのは困難だろう。井上選手がこの試合を完璧にクリアすることで、「井上尚弥VS中谷潤人」戦の機運は一気に高まる。

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