巨人が有原航平を“全力獲得”へ 「岡本ポスティングマネー」で5年35億の大型契約に背番号18も用意

金額以外にも揃える盤石の移籍条件

「巨人幹部は『いくらかかってもいい』と号令をかけているようです。噂には4年総額24億、他球団の条件次第では5年35億もの超大型契約を提示すると聞いています。岡本和真のポスティングによるメジャー移籍で潤沢な資金が用意できることから、金庫の扉が全開になったようです」(他球団関係者)

一方、巨人が獲得に手ぐすねを引く当の有原の心中はどうか。

「やはり最優先はメジャー再挑戦。33歳という年齢を考えればラストチャンスでもあるが、前回の渡米で全く活躍できずマイナー契約のリスクもあるため、二の足を踏んでいるというのです。メジャーで不安定な立場に置かれるより、日本で厚遇され、巨額の契約を手にする方が賢明だと考えているのでしょう。彼はプロとして『評価=金額』という考えをシビアに持っているでしょうから、オレンジのユニフォームに袖を通す準備はできている」(前出・記者)

有原は巨人の本拠地・東京ドームと好相性で、通算10試合登板で投球回は70.2、防御率2.17、8勝1敗。新天地でも活躍が見込め、“最恵国待遇”を受けることは間違いない。

また、巨人側は、契約以外にも“別のサプライズ”を用意いているという。

「背番号18を用意するつもりまであるようです。巨人はかつて、ソフトバンクから杉内俊哉が移籍した際、18番を用意して口説き落とした過去がある。有原にもエースナンバーを用意し、本気で獲得しようというわけです」(同)

まるでストーブリーグを焼き尽くすかのごとく、火力を上げている巨人。その様はまるで札束に火をつけて、足元を照らさんとしているかのようだ。