橋本環奈「月9」主演も不安要素…『おむすび』脚本家と再タッグで崖っぷちか

橋本環奈 (C)週刊実話Web
巳年の2025年も残り1カ月を切った。この1年、踏んだり蹴ったりだったのが橋本環奈だ。ヒロインを務めたNHK朝ドラは歴代ワースト視聴率を記録。紅白歌合戦の司会も今田美桜に取って代わられた。

「本人はおろか、スタッフや関係者までもが“自暴自棄”になっているような気がしてなりません」(芸能プロ関係者)

橋本環奈(1999年2月3日生まれ・26歳)が、来年1月クールの月9ドラマ『ヤンドク!』(フジテレビ系・1月12日スタート)に主演する。

「バリバリのヤンキーが脳神経外科医となり、旧態依然とした医療現場をパワフルに改革していきます」(ドラマ関係者)

キャッチコピーは『痛快医療エンターテインメント』。環奈演じる駆け出しの脳神経外科医・田上湖音波は、レディースとして荒れた日々を送っていたが、ある日、親友とバイクで走行中に事故に遭う。

「自分は助かったが、脳に重傷を負った親友は、かえらぬ人になってしまったのです」(同)

そこで担当医から、「命を粗末にするな」と叱責され一念発起。猛勉強の末、脳外科医のエキスパートになるというストーリーだ。

「どう聞いても漫画のような話であり、漫画が原作かと思ったら、実在する医師の半生をモデルとしたオリジナルだそうです」(芸能ライター・小松立志氏)

環奈はドラマ『今日から俺は!!』(2018年・日本テレビ系)での“スケバン早川京子”という当たり役があった。

「他のスケバンからも一目置かれる存在ながら、彼氏の前では清純派に豹変。“変顔上等”の体当たりの演技が好評を博しました」(テレビ関係者)

ともかく、あのヤンキー姿がまた見られるかとワクワクする一方で、早くも不安要素を指摘する声も上がっている。

「脚本を担当するのが、NHKの朝ドラ史上、1、2を争う問題作となった『おむすび』と同一人物なんです。大丈夫でしょうかね」(ドラマウオッチャー)

それまで「ハシカン無双」とまでいわれた環奈人気は今年3月まで放送されたNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』で急降下した。

「物語の軸が二転三転してしまい、散漫な構成が批判を集めました」(テレビライター)

環奈の魅力を生かし切れていない――あちこちでそんな声が多かった。

「全話平均視聴率は13.1%(関東地区)で歴代ワースト。大失敗の最大の原因とささやかれた脚本家と再び月9ドラマでタッグを組むというのですから、いやはや先が思いやられます」(前出・芸能プロ関係者)

環奈は『おむすび』放送終了後の翌4月から、ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)に主演。

「人気ミステリー作家・知念実希人氏による医療ミステリー小説が原作のドラマでした。環奈は超人的な記憶力や知性の持ち主で、数々の不可解な事件を“診断”によって解決する天才医師を演じました」(前出・テレビ局関係者)

しかし、全話平均視聴率は5.7%(同)の超低空飛行で、思ったほど数字は上がらなかった。

「ドラマ終了後の7月からは、舞台『千と千尋の神隠し』の中国・上海公演でした。環奈は、2022年の初主演から上白石萌音らと主人公の千尋を演じ、昨年のイギリス・ロンドン公演は大盛況でした」(演劇ライター)

9月には主演映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』(ワーナー・ブラザース)が公開された。

「2022年公開の前作『カラダ探し』の興行収入は10億円を突破したものの、続編は半分にも届かなかったともっぱらです。彼女が負のスパイラルに陥っているのは明らかです」(芸能関係者)

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紅白司会落選とフジテレビの苦境

2022年から3年連続で務めた大みそかのNHK紅白歌合戦の司会は、ライバルの今田美桜(28)に取って代わられた。そこへ、年明けの月9ドラマ初主演である。

「共演は向井理や若手注目株の宮世琉弥。大昔の月9出演は人気者の証しでしたが、今はむしろ逆に見られかねません」(同)

今年に入って一気に噴出した“フジテレビ問題”は、いまだに燻り続けている。

「大手芸能事務所所属の人気俳優は風評被害を恐れ、フジテレビのドラマ出演を避けるようになったともいわれています」(芸能レポーター)

そんなところへ敢然と飛び込んだのが、女優としての実績が申し分のない沢口靖子(60)だった。

「現在放送中の沢口主演の月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』も芳しくありません。ますます業界内外で『今のフジテレビのドラマに出演するのは人気がなくなった芸能人か、何か裏がある人』などと、あらぬ噂が立つようになった」(ドラマ制作スタッフ)

環奈にすれば、とんだトバッチリだが…。

「いやいや、ここで起死回生、高い数字を残せば、自身やフジテレビのマイナスイメージを払拭できます。できなければ、一からやり直せばいいんです」(前出・小松氏)

小学3年生で芸能界入りした環奈は、地元・福岡で『1000年に1人の逸材』と呼ばれていた。

「1000年に1人ということは、卑弥呼、紫式部、橋本環奈ということ? などとネット上に書かれたりもしました」(アイドルライター)

そして、環奈の名を世の中に広く知らしめたのが、2016年公開の映画『セーラー服と機関銃―卒業―』(KADOKAWA)だった。

「初主演映画でした。この映画は1981年、薬師丸ひろ子主演で大ヒット。その後、1982年に原田知世、2006年には長澤まさみ主演で連ドラにもなりました。“出世作品”と言っていいでしょう」(映画ライター)

潔癖症エピソードと交際の行方

環奈もその後、連ドラ・映画・舞台・CMなどで大活躍。売れっ子女優の仲間入りを果たした。

「CMといえば、『ビオレ』がいいですね。篠原涼子との“競演”ですが、環奈は白磁のような素肌を胸元まであらわにし、うっとりとした表情もセクシーです」(大手広告代理店関係者)

プライベートでは、その飲みっぷりが話題となったこともしばしば。「2杯目までは休肝日」という名言? を残している。

「自宅にはワインセーラーやビールサーバーがあり、キッチンの床には、焼酎や日本酒の一升瓶が10本近く並んでいるそうです」(前出・小松氏)

その一方で、環奈は筋金入りの潔癖症だという。

「帰宅したら、脱いだ服をゴミ取りローラーできれいにして、洗濯機を回すまでソファに座らないそうです」(夕刊紙記者)

そんな環奈の大本命の彼氏とみられているのが、俳優の中川大志だ。

「熱愛発覚から3年以上経過しています。同棲から結婚へという見方もあれば、破局説もあって先行きは不透明です」(出版コーディネーター)

それにしても、月9でのヤンキードクター役。“またか”の不安がつきまとう。

「週刊実話」12月18・25日号より