人気バラエティー番組の占い師約で話題の上の平多香「実は私…スピリチュアルな体験があるんです」

上の平多香 (C)週刊実話Web
お笑い芸人の『オードリー』がMCを務める人気番組『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に登場する“100%当たる”謎の占い師をご存知だろうか? 彼女の名前は上の平多香。実は芸歴30年超えのベテラン俳優なのだが、占う際の温和な口調とクリッとした瞳が愛らしく、年齢を感じさせない若々しさで注目を集めている。出演のいきさつや、ご本人のスピリチュアルな体験にも迫った。

「若いときは占星術などにハマった」

――上の平さんが出演されているのは、同番組内の「自作自演占い」というコーナー。ゲストが事前に自己申告した悩みなどを上の平さんが占った体で発言し、ゲストが「当たってます」と答えてからトークが広がっていくわけですね。
上の平「はい。コーナーの冒頭で春日(俊彰)さんもおっしゃってるように、“100%当たる占い”なので、私が占い師を本業としているわけではありません。それなのに、コーナー開始当初は『あの占い師を紹介してくれ』といった問い合わせが多かったそうなんです」

――それだけリアリティーがあったということでしょうね。出演することになったきっかけは?
上の平「最初はビデオオーディションでした。こういう企画があるからということで、占い師として演じた映像を撮って送ってくださいという依頼がきて、私の事務所からも何人かが応募したんです」

――台本のようなものはあったのですか?
上の平「ありました。実際の台本のようなセリフがあり、それを読んだのですが、私としてはよくある水晶を覗き込んで「視える視える…」みたいなステレオタイプな占い師にはしたくないと思い、自分なりの工夫をしました。おどろおどろしくない、リアルな感じにしたかったんです」

――ご自身にもそういうスピリチュアルな体験が?
上の平「あるといえばあります。まず、大学では演劇を専攻していたのですが、『視える』先輩が2人いたんです。その2人が無言で同じところを見ていたら、そこには必ず何かがいる、と言われていました。私はそのときの2人の瞳がすごく印象に残っていて、占い師を演じる時の参考にさせていただいてます。
そんなこともあり、若いときは占星術などにハマり、自分のホロスコープ(生まれた瞬間の天体の配置図)を書いたり、何時間も並んで「新宿の母」に視てもらったり。あるとき知り合った霊能者さんのアドバイスには、今も全幅の信頼を置いています」

――ズバリ当てられた?
上の平「そうなんです! たとえば、『私、結婚できますか?』と聞いたときに、『できますが、今お付き合いしている方ではありません』と言われたんです。彼との将来を知りたかったので、ガーンですよね。
その後で『結婚の機会は2回ある。1回目は30歳過ぎで2回目は40歳。30歳過ぎに出会った方は同世代の青年実業家でお子さんを1人、授かります。2回目の方とはすでに出会っていますが、私としては1回目がお勧め。あなたをとことん甘やかしてくれます』って。
でも正直、そこはよく覚えてなかったんです。ショックが大きくて…。26歳の頃でした」

――で、現実になったと?
上の平「30歳を過ぎて、いざ結婚となり準備でバタバタしているときにふと、あの“予言”を思い出したんです。『そういえば彼は同世代で青年実業家だ。身ごもってるから子供も確定してる。当たってたぁ』って」

【関連】『アド街』で話題のシャンソン姉さんが芸人になった理由を激白!「お芝居も大好きだったけど、お客様を笑わせることも好きだったノヨネ〜」