大コケ確定!? 芦田愛菜『果てしなきスカーレット』がレビュー2点台の酷評を受けた“3つの致命的理由”

芦田愛菜(C)週刊実話Web

女優の芦田愛菜が主人公の声優を務めた『果てしなきスカーレット』が、公開直後から芳しくない評価を受けている。

同作は、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『竜とそばかすの姫』などを制作した細田守監督の最新作で、11月21日から全国公開されているアニメ映画だ。芦田は主人公のスカーレットを担当し、岡田将生が日本人看護師・聖の声を演じるなど、豪華な声優陣も話題で公開前は大きくマスコミでも取り上げられた。

しかし、公開から4日間の興行収入は約2億7000万円で、興行通信社調べの11月21~23日の週末観客動員ランキングは3位とイマイチな数字に。細田監督の前作『竜とそばかすの姫』と比べても厳しい数字で、このままでは大コケする可能性も出てきた。

また、『果てしなきスカーレット』は映画レビューサイトで酷評を受けている。映画.comでは2.8点、Filmarksでは2.9点(5点満点中、11月26日時点)と、他の映画と比べても低評価ばかり。

Xでも「今年ワースト」とするコメントもあり、前代未聞の大コケアニメ映画となってしまいそうだ。なぜ、こんなにも『果てしなきスカーレット』はバッシングを受けているのだろうか?

「細田監督は、過去に名作を数多く制作しているので熱狂的なファンが多い。それだけに、『果てしなきスカーレット』はかなり期待値が高かった。映画を見た感想としては、酷評されるほどつまらない作品ではない。
ただ、映像は確かに美しいのですが、ストーリーが若干難解で、万人受けするアニメではなかった。それに、過去作と比較するとワクワクするようなおもしろさがなく、結果としてファンが酷評しているのでしょう」(スポーツ紙記者)

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キャストがイマイチ&人気作に食われ

ここ最近では、『鬼滅の刃』と『チェンソーマン』の新作映画が記録的なヒットとなり、アニメ映画が注目されていたが、『果てしなきスカーレット』はぜその流れに乗れなかったのか。

「現在も『鬼滅の刃』や『チェンソーマン』をまだ上映する映画館が多く、さらに人気作の『呪術廻戦』の新作映画も公開された。他にもアニメ映画が多く上映され、『果てしなきスカーレット』は埋もれてしまった感がある。
また、芦田さんが声優を務めるということで大々的にニュースになっていたが、主人公のキャラにハマっている感じがない。細田監督の作品では人気俳優を声優にするのがおなじみだが、今回は芦田さん以外のキャストも、イマイチでした。
酷評が多いため新規の観客も劇場に足を運びづらい状況で、低迷したまま上映を終えてしまいそうです」(民放関係者)

人気監督の最新作であり、国民的女優の芦田が声優を務め注目度が高かった『果てしなきスカーレット』。事前の宣伝は派手だったが、今回は作品の内容がファンの期待に応えられなかったようだ。