ナスカ地上絵の衝撃新説! 宇宙人のガイドブックか? 「ネコ科の原型」と「フクロウ男」の謎

 

地上絵はUFOの動きを表現

これらの地上絵がつくられた理由として、「暦として使っていた」「宗教的な踊りの舞台だった」「神を迎えるための絵だった」などの説があるが、地上から絵として認識できないものを「暦」や「舞台」に使ったとは思えない。ここは素直に上空から見るためのものと考えるべきだろう。

「神を迎えるための絵」とはいかにもありそうだが、それはどんな神だろう? 手がかりになりそうなのが通称「フクロウ男」と呼ばれる地上絵だ。

これは別名「宇宙人」とも呼ばれ、人型ではあるものの、横長の大きな頭部に丸く大きな目、そして長靴を履いたような足を持っており宇宙服姿にも見える。

この異形の存在こそ彼らが迎えようとした「神」ではないか。そうなると、地上絵が上空からしか確認できないことにも説明がつく。これをUFOで飛来する宇宙人へ向けたメッセージと考えると辻褄が合うのだ。

それを前提とすれば、フクロウ男の地上絵は宇宙人への歓迎メッセージで、動物や昆虫の絵は地球にいる生き物を伝える「地球観光ガイドブック」であったとも推測できる。

また、地上絵の幾何学的なデザインは、UFOが直線的な動きや急旋回をするとされることに関係するだろう。

つまり、UFOの動きをまねることで宇宙人の関心をひこうとしたのではないか。トンデモ説のようだが、地表から20〜30センチほどの深さしかない地上絵の線が1000年以上も維持されていること自体がミステリーであり、これを宇宙人からもたらされたテクノロジーに由来するものと考えると、すんなり説明がついてしまう。

週刊実話増刊『シン・世界の七不思議と超古代文明の謎』より抜粋