菅野智之オリオールズ残留で岡本和真に熱視線 巨人エースと4番の「オレンジ同盟」結成へ

菅野智之 (C)週刊実話Web
菅野智之(36)のオリオールズ残留の可能性が高まってきた。

MLBのGM会議では、各球団の編成幹部たちがオフの補強ポイントや、去就が注目される選手の動向で記者から質問攻めに遭うのもオフの恒例行事だが、そこで出たのが「オリオールズが菅野の残留を向けて動き出す」との情報だ。

「オリオールズのマイク・エリアスGMが明言しました。菅野は今季10勝10敗、防御率は4点台でしたが、先発ローテーションを守り切った点が評価されたようです。
米FA市場に名前が出ており、他球団と交渉することも可能ですが、直球の速度がMLBの平均値よりも低いので、好条件での移籍は難しいでしょう」(現地記者)

オリオールズは従来、育成主義で、外部補強のベテランには長居をさせないスタンスだった。

しかし、2024年にオリオールズを買収した米投資ファンド「カーライル・グループ」のデビッド・ルーベンスタイン会長は親日家で、アジア市場での投資も続けてきた。

「同会長がホストを務めるビジネス討論番組があるのですが、ソフトバンクの孫正義会長と対談したこともあります。トーキョー・ジャイアンツのエースだった菅野のネームバリューも大切にしています」(同)

同会長の理想は「大谷翔平とドジャース」。大谷人気にあやかりたいと日本企業が続々とスポンサー参入している形を思い描くが、そこまでのムーブメントは菅野には求めていない。

しかし、今オフの米FA市場には日本のビッグネームも加わっている。菅野と同じトーキョー・ジャイアンツの4番、岡本和真(29)だ。

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日米オレンジ同盟が誕生すれば...

「日本の伝統球団のエースと4番がオリオールズにそろえば、話題性は十分。岡本は三塁、一塁だけでなく、外野も守れます。村上宗隆や今井達也にも関心を示していますが、本命は岡本です」(同)奇しくも、オリオールズのチームロゴも巨人と同じ黒とオレンジが基調になっている。

巨人にとってもオリオールズとの関係構築は決して悪い話ではないはず。

日本のMLB中継はドジャーブルー一色。”日米オレンジ同盟“が誕生すれば、それに対抗できそうだ。

「岡本も気心の知れた先輩がいる球団なら、やりやすいでしょう」(同)

来シーズンのMLBでオレンジ旋風が吹き荒れる!?

「週刊実話」12月4・11日より