視聴率は“大コケ”でも「大ブレイク確実」! 髙石あかりが朝ドラで証明した“ヒロインの才能”

『ばけばけ』公式インスタグラムより

髙石あかりが主演を務めるNHKの連続テレビ小説『ばけばけ』が、視聴率で苦戦を強いられている。

『ばけばけ』は、放送開始から10月31日までの関東地区での平均世帯視聴率が15.1%(ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録。はじめの1カ月間は、前作『あんぱん』の同期間から1ポイント減らす数字となり、ここ最近の作品では大コケした『おむすび』に次ぐ低い数字となった。

そんな『ばけばけ』だが、メディアでおもしろいと取り上げられることが多くなり、11月14日の放送回は平均世帯で16.1%と最高視聴率を更新。ただ、その後が続かず右肩下がりとなり、このままだと「不人気」の烙印を押されそうだという。

「『あんぱん』が、最終回に向けて大盛りあがりとなり、いい形でバトンタッチされたことを考えるとさびしい数字です。それに、今回の『ばけばけ』は、モデルが小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)となり、一般的な知名度がない。新たに見ようと考える視聴者を生み出しづらく、視聴率はジワジワと下がっていく可能性が高いです」(スポーツ紙記者)

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朝ドラ終了後には“CM女王”に

人気が低迷している『ばけばけ』だが、一方で主演を務める髙石に対する評判は上々なのだとか…。髙石といえば、元ダンスボーカルグループのメンバーで、2019年より俳優活動を本格化させた若手女優だ。

舞台『鬼滅の刃』で竈門禰󠄀豆子役を演じて話題となり、2021年に主演を務めた映画『ベイビーわるきゅーれ』がスマッシュヒットを記録。次世代の若手として期待され、その勢いのまま朝ドラのヒロインとなった。

そんな髙石は、朝ドラで主演を務めたことがキッカケで、大ブレイクする可能性が高くなったと、キー局の編成担当者が明かす。

「『ばけばけ』ではコミカルな演出が多いのですが、髙石さんは自然体でうまくヒロインを演じられている。業界関係者の間でも『こんなに演技が上手だったんだ』という声が多くあがっています。
また、髙石さんが所属しているのはエイベックス関連の事務所で、テレビや映画業界に多大な影響力を持っている。朝ドラが終了する来年以降、一気に髙石さんを売り込むようで、いくつかの作品で主演を務めることがすでに決まっているという話だ。CM業界も注目している女優で、今後は大ブレイクしそうな雲行きだ」

作品としてはいまいち人気が出ていない『ばけばけ』だが、ヒロインを務める髙石の売り出しには大貢献しているようだ。