『アッコにおまかせ!』卒業で囁かれる和田アキ子「芸能界引退説」

和田アキ子 (C)週刊実話Web
長寿番組として親しまれてきた『アッコにおまかせ!』(TBS系)が、ついに来年3月で幕を下ろす。

放送40年を迎えた節目にMCの和田アキ子(75)が「自ら区切りをつける」と語っていたが、その内実はリストラだったという。

「一番の問題は、昼帯で1本300万円のギャラです。番組制作費が年々削られる中、あり得ない金額だった。
しかも、前枠の『サンデー・ジャポン』が2桁近い視聴率を維持する中、『おまかせ』に切り替わると数字がガクンと落ちるわけです。
広告業界が重視する若い層の支持は特に低く、スポンサーの評価も厳しい。
しかし、和田の番組を唐突に終わらせれば芸能界の大御所への礼を欠くことにもなる。局内では頭の痛い問題だった」(TBS編成幹部)

さらにダメ押しとなったのが、炎上騒動だった。

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和田アキ子の炎上騒動と健康問題

「スポーツ選手への何気ない比喩が批判を呼び、謝罪に追い込まれた。本人は普段SNSの反応を見ないため、騒ぎを後から知り、大きなショックを受けたようです。
以降、出演前に台本が用意され、弁護士がチェックするなど異例の対応がとられていたんです。結果、番組で扱うネタも無難なものに偏っていったんです」(芸能プロ関係者)

そもそも、和田を巡っては過去にも降板情報が持ち上がっていた。

「その度に、関係者と称する人間が出てきて、いつのまにか打ち切りの話はうやむやに。ところが、今回はすんなり番組終了が決まったんです」(制作関係者)

その背景にあったのが和田の健康問題だ。

「和田といえば大柄でコワモテというイメージですが、実際はヨボヨボ。近年は膝や股関節の手術を重ね、目のトラブルでの治療も続いた。
関係者によれば、控室では杖を手放せなかった。楽屋からスタジオまでは車イスで移動することもあったそうです。今回の番組終了も、和田サイドからの提案ですよ」(TBS関係者)

一部からは芸能界引退説も囁かれているが、今後は“アッコにおまかせ”とはいかないようだ。

「週刊実話」11月27日号より