瀧内公美 映画『国宝』や『宝島』、朝ドラ『あんぱん』と話題作出演女優の息を吞む濃厚シーンを大発掘

瀧内公美(C)週刊実話Web

名バイプレイヤーとして、数多くの作品に出演している瀧内公美が話題を集めている。

瀧内といえば、大ヒットした映画『国宝』をはじめ、超大作映画『宝島』やNHK連続テレビ小説『あんぱん』、ドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系)などに次々と出演。現在も、『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』(NHK総合)にて、大東駿介が演じる主人公の妻を演じ、高い評価を受けている。

今年に入ってブレイクを果たした瀧内は、実は2012年に芸能活動を本格的に始め下積み時代が長かった女優としても知られている。演技派として映画やドラマに多数出演していたが、人気が出ることがなくくすぶった状態が続いていた。

そんな瀧内の演技が注目されたのが、2019年に公開された映画『火口のふたり』。直木賞作家・白石一文による同名小説を原作とした映画で、瀧内は柄本佑とともに主演を担当。この映画は、内容が過激すぎて「R18+指定」を受け、大胆すぎて劇場で上映NGとなった幻の予告映像が存在するなど、物議を醸した作品となった。

ストーリーは、東日本大震災から7年目の夏が舞台で、離婚や会社の倒産などで何もかも失った永原賢治を柄本が担当。昔恋人だった佐藤直子を瀧内が演じ、久々に再会した2人がとにかくしまくる作品だ。

セクシービデオさながらの映画となり、再会したばかりの2人はいきなり服を着たままの過激シーンを披露。アマゾンPrime Videoで配信されているが、しっかりとモザイクがかかるほどの過激な濡れ場で、視聴者の度肝を抜いてくれる。

【関連】朝ドラ『ばけばけ』放送でジリジリ人気に しじみ汁は幽霊や妖怪にも負けないスーパーフードだった

バスの中での愛撫もリアル

また、愛撫の音がリアルで、瀧内が上になって求めるシーンも迫力満点だ。バスの中で行う愛撫など、全編に渡って貪るように求め合う2人の姿が描かれ続けている。

とはいえ、単なる成人指定映画ではなく、哀愁がただよう自然体の演技を主演の2人が披露。結果、瀧内は「第93回キネマ旬報」で主演女優賞、「第41回ヨコハマ映画祭」で最優秀新人賞を受賞するなど、一気に評価を得ることに成功した。

現在の瀧内のブレイクにつながり、映画ファンの間で伝説の作品としていまでも語り継がれている。

くすぶっていた瀧内が、まさに体を張った演技を見せてブレイクのきっかけを作った『火口のふたり』。いまの瀧内の活躍を知ったうえでこの作品を見ると、ボルテージが上がりそうだ。