没後20年! 本田美奈子.の並外れた“存在感”と“奇跡”をアイドル評論家がプレイバック!
                     2025.11.04
                    芸能
                  
  1985(昭和60)年は新人アイドルの当たり年だったが、そんな彼女たちも今年デビュー40周年を迎えている。
南野陽子、斉藤由貴、浅香唯、井森美幸、森口博子、昨年12月に亡くなった中山美穂などがそうであり、2005年11月に38歳という若さで亡くなった本田美奈子.さんも同じ「85年組」で、亡くなってから20年という節目の年である。
そんな本田さんは、1985年2月に『殺意のバカンス』でデビューしたが、なかなかヒット曲に恵まれなかった。だが、5枚目のシングル『1986年のマリリン』は、ヘソ出し腰フリが話題になり、パワフルでセクシーなステージで人気が上昇し、大ヒットとなった。
個人的に気になる存在だったこともあり、彼女が出演する公開番組を観覧したり、仕事終わりの出待ちをしたり、頻繁に会いに行く日々が続いた。
あるラジオの収録終わりに出待ちをしていたところ、そこにはたくさんのファンが集まっていた。数十分後に彼女が出てきた瞬間には、大きな歓声が上がった。かなりごった返していたが、集まった我々に対して、しっかり握手や写真撮影にも応じてくれて、ファンサービスを怠らず笑顔を振りまく姿が印象に残っている。
1987年にはアイドルの殻を破り、MINAKO with WILD CATSというロックバンドのボーカルに転身。しかし、ロックバンドは2年で解散してしまい、その後は舞台をメインに活動していく。
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命日には墓前に多くのファンが詰めかける
1992年にはミュージカル『ミス・サイゴン』で初主演を果たし、以降もミュージカル女優として高い評価を受けていたが、2005年1月に急性骨髄性白血病の診断を受けて緊急入院。同年11月6日に帰らぬ人になってしまった。
11月6日が命日ということで、私は埼玉県下にある彼女のお墓に毎年のようにお参りさせてもらっている。墓前には全国から集まった多くのファンも来ていて、ファン同志の交流の場という雰囲気もある。殺伐とした感じはなく、心から『会いに来たよ』と言える神聖な場所となっている。
こうして会いに行った帰りには、お墓からほど近い場所にある『本田美奈子.記念館』に立ち寄る。ここにはデビューからの年表やグッズ、さらに衣装なども飾ってあり、ファンにとっては最高の空間である。
さらに彼女が生まれ育った埼玉県の東武東上線・朝霞駅前には、功績を称えた記念碑が建てられている。記念碑には、本田さんが自筆で書いた「笑顔」という詩が刻まれており、この詩を読むと、彼女の存在の大きさが強く感じられる。
デビュー40周年にあたる今年の命日にも、私は今でも多くの人に愛されている彼女に会いに行きたいと思っている。最後に素晴らしい功績を残してくれた本田美奈子.さんに、ありがとうと言いたいからだ。
ブレーメン大島
小学生の頃からアイドル現場に通い、『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラー出演。気になるアイドルがいれば現場に出向き会いに行く。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材している。
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