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吉永小百合に引退説…主演作品の“フィクサー”死去で決断か!?

吉永小百合
吉永小百合(C)週刊実話Web

5月22日〜23日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表され、女優の吉永小百合が主演を務めた最新作『いのちの停車場』が、土日2日間で動員13万5000人、興行収入1億4800万円を上げ、初登場1位を獲得。しかし、翌週のランキングでは3位にダウンしてしまった。

映画は現役医師による同名小説が原作で、吉永の映画出演作122本目。初共演となる松坂桃李や広瀬すず、吉永と気心が知れたベテランの西田敏行ら豪華キャストとの共演で、これでもかというほどCMスポットを打ちまくっていたのだが…。

「作品を重ねるごとに、小百合さんの主演作は成績を落としています。それでも大コケしないのは、複数の大きな企業グループがチケットを買い占めているからで、おそらく今作も興行収入は10億円前後に達すると思われます」(映画業界関係者)

本人もすっかり燃え尽きた!?

吉永は6月1日、都内の劇場で舞台あいさつを行い「スクリーンから飛沫は飛びません。お客さま同士が話をすることもない」と、映画館の感染拡大リスクの低さをアピール。都の自粛要請に〝勝利宣言〟した格好だが、女優としては非常に厳しい状況に置かれているようだ。

「大ヒットするわけでもないのに、定期的に主演作が公開されてきたのは、東映グループ会長の岡田裕介さんという超強力な後ろ盾がいたからです。その岡田さんが昨年の11月に亡くなり、『小百合さんの主演作をやろう』と音頭を取る人がもういない。本人的にも今作ですっかり燃え尽きてしまったようで、いよいよ女優としての引退が近づいています」(芸能記者)

とはいえ、これまで映画界への貢献度は絶大とあって、女優業を引退したとしても表舞台から消えることはなさそうだ。

「日本映画界を象徴するポジションが用意されるはずで、大きな映画賞などでは重要な役割を果たすことになるでしょう」(同・記者)

〝サユリスト〟にとって女優業引退は寂しいだろうが、これなら一安心?

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