『DOWNTOWN+』開始で松本人志がコンビでテレビ復帰へ

ダウンタウン (C)週刊実話Web
お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志(62)と浜田雅功(62)による独自インターネット有料配信サービス『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』が11月1日からスタートする。

初日は単独生配信で松本が登場。ファンはもとより、お笑いやテレビ関係者らが大注目する中、松本の地上波復帰情報も飛び交っている。

まずは松本が所属する吉本興業の内情に詳しいお笑い関係者がこう証言する。

「松本の地上波復帰については、数社のテレビ局からオファーが届いています。その際、オファーを受けるにしても世間の風当たりを配慮するのは当然です。
何でもいいというわけにはいきませんよ。松本個人の出演ではなく、ダウンタウンのコンビとしての出演を検討しているようです」

さて、ダウンタウンプラス配信前の公式SNSでは『オリジナル番組 大喜利GRAND PRIX』と題し、『松本人志が仕掛ける「大喜利GRAND PRIX」がついに幕を開ける!』と伝えている。

「SNSではルールについても書かれてある。芸人自らがお題を作成し、そのお題をライバルたちが回答するというもので、松本が審査員で復活することを明かしています。
配信2週間前の告知に反響も上々のようです。しかし、相方の浜田は何をやるのかまだ発表されていないことから、体調面を不安視する声が上がっています」(ネットニュースライター)

同配信サービスは月額1100円、年額1万1000円(いずれも税込み)で、10月24日から申し込みを開始している。

「仮に、10万人が年間契約すると10億円。本格的に活動を再開する松本の第一声、練りに練った企画など話題性は十分です。
人気お笑い芸人も多数登場するようですから“契約件数100万・100億円”も夢ではないかもしれません」(同)

気になるのは、ダウンタウンプラスの中身だ。

同配信は「ダウンタウン」、「松本人志」、「浜田雅功」の3つのカテゴリーに分けられている。スタート時は松本の生登場後、松本がプロデュース&出演するカテゴリーとなり、すでに予告編が公開されている。

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浜田雅功の『DOWNTOWN+』出演はいつ?

「浜田の出演は未定になっている。浜田は3月10日から体調不良で約2カ月間休養しています。原因は“過労と加齢”と一部で報じられた。
浜田は5月初旬に復帰しましたが、10月9日に妻の小川菜摘がブログで36回目の結婚記念日を迎えてお祝いした様子を投稿。公開した夫婦の写真を見て浜田が好々爺になったと感じた人は少なくなかった。
番組スタッフの間からも『急に浜田さんに老いを感じるようになった』と、もっぱら。つまり、心身ともに自分のレギュラー番組を務めるのに精一杯で、とてもダウンタウンプラスまで手が回らないのではないかとみられています」(お笑いライター)

浜田の老化説に対して先の吉本興業関係者は「松本は約1年10カ月余り仕事がありませんが、その間、浜田はダウンタウンの番組と自分のレギュラー番組を続けてきた。それは今も変わっていません。ダウンタウンプラスの仕事に着手するには時間が掛かりますよ」と、浜田の仕事状況を慮る。

一昨年末、松本は飲み会での女性に対する性的強要疑惑を週刊文春に報じられた。年が明けた1月、松本側は「記事は事実無根」として、裁判で争うために芸能活動を休止したが、同年11月に訴訟を取り下げて活動再開を目指していた。

「しかし、インターネット上や一部メディアで逆風が吹き、復帰は暗礁に乗り上げたんです。その後、疑惑を晴らすために個別インタビューに応じたんですが、これが裏目に出た。
しかも、今年は“芸能界の大親友”中居正広氏の女性トラブルがフジテレビの存続問題にまで発展した。
中居氏の女子アナへの行為はフジテレビの第三者委員会に『性暴力』と認定された。その影響もあって、松本の活動休止状態が続いていたんです」(芸能ライター)

この間、吉本興業は動画などのコンテンツ制作資金調達を目的とした匿名投資組合を設立。今年8月には事業計画の一環として、各種コンテンツの制作を拡大し、番組フォーマットなどの海外展開を目指すコンテンツファンドの組成を発表している。

同ファンドは、国内外の企業から数十億円規模の資金を調達・準備し、今後は、バラエティー番組、映画、アニメ、ドラマ、ライブコンテンツ、ゲームなどのコンテンツ制作を支援していくという。そのコンテンツの手始めがダウンタウンプラスとみられる。

「文春との裁判は終わった。その後、文春は松本に関する報道を自粛しているように見える。しかし、ネット民は黙っていない。
昨年11月の裁判取り下げ時のように、吉本は松本へ予期せぬ逆風が吹くことを懸念しているんです」(同)

吉本は同配信サービスに関しては積極的に取材に応じているが、松本の地上波復帰に関しては沈黙したままだ。

「逆風を恐れて各テレビ局もオファーを出さないという情報もありましたが、実際は出演オファーをしている。
松本のテレビ復帰となれば、性的強要疑惑について、記者会見などで語らなければならない状況が出てくるのは必至。
一説には浜田の好々爺ぶりは松本がダウンタウンとして復帰した場合に備えているとの情報もあるんです」(同)

松本の復帰が前途多難であることに変わりはない。

「週刊実話」11月13日号より