中日・柳裕也の「全面降伏」で思い出される 不倫疑惑を報じられた令和アスリートたちの“転落劇”

「謝罪」が令和のコンプライアンス

●宮崎大輔(ハンドボール)
ハンドボール界のレジェンド、宮崎大輔が2020年9月に不倫関係にあったとされる女性への暴行容疑で逮捕され、世間に衝撃を与えた。その際、不倫の事実も明るみに。事件は示談成立により不起訴処分となったものの、所属チームを退団。その後、妻とは離婚が成立したと報じられた。

●錦織圭(テニス)
テニス界の貴公子、錦織圭は2020年にモデル女性と結婚を発表したが、不倫が週刊誌に報じられたのは2025年6月。妻とは別のモデル美女との密会時に、錦織がスポンサーであるユニクロのスエットを着ていたことから「ユニクロ不倫」と注目された。錦織は、「私の不誠実な行動により、テニスファン、テニス協会、スポンサーをはじめとする関係者の皆様にご迷惑をおかけしていることを深くお詫びいたします」などと謝罪した。

●源田壮亮(野球)
西武ライオンズの守備の要、源田壮亮は2024年12月、文春砲により銀座の高級クラブホステスとのホテル密会や海外旅行不倫を報じられた。報道後、源田は女性スキャンダルについてSNSで謝罪。「妻と話し合いを行い、夫婦ともに歩んでいく決意をしました」と、’19年に結婚した「乃木坂46」の元メンバー衛藤美彩への思いを綴った。

アスリートらの浮気は、以前はバレれば「即離婚」、あるいは「離婚に発展か」とメディアが煽るのが定番だったが、平謝りする者が増えたのはコンプライアンスの厳しい令和ならではの対応といえそうだ。