北海道日本ハムの主砲・中田翔内野手がトレード放出? ウワサされている交換要員は、年俸1億円にも満たない中堅選手たち。〝お払い箱の格差トレード〟となるのか。
「今季の中田はどこかおかしい。打線そのものが湿りがちで、一発の脅威があるのは中田だけ。相手投手の警戒や重圧が彼一人に集中したことで自分を見失っているのかも」(球界関係者)
そう懸念する関係者、取材陣はかなり多かった。
そんな中田が一軍に復帰したのは、6月4日からの巨人戦。「4番・一塁」でスタメン出場したが、豪快な一発は出なかった。
「二軍降格は自ら申し出たものです」(ベテラン記者)
中田の二軍暮らしに合わせるように、他チームの主力選手も降格を通達された。中日・京田陽太内野手、広島・會澤翼捕手、巨人・小林誠司捕手らがそうだ。一軍に復帰した選手もいるが、「トレードの見本市では?」の声も出ている。
「京田も打撃不振で二軍落ちとなりました。中日は今季、球団創設85周年のメモリアルイヤー。交流戦は上位につけていますが、打線が振るわず、展開的に苦しい。打線のテコ入れに、京田と中田の交換トレードがウワサされています。広島にしても、中田は広島県出身なのであり得ない話ではないんです」(前出・関係者)
トレード期日は7月末
中田は外野守備もできる。ビシエドのあとに中田が加われば、中日打線は貧打の汚名も返上できるだろう。
もっとも、京田の今季年俸は推定6700万円。3億4000万円の中田とつり合わないのがネックだ。
また、中日はトレードに熱心ではない。「正捕手不在」という日本ハムのチーム事情も考えると広島、巨人が浮上するが、こんな指摘も聞かれた。
「會澤には19年オフ、FA権を行使させずに引き止めた経緯があります。『小林がアヤシイ』と見る向きも強いのですが、残留論も出ています。巨人から仕掛けることはなさそうです」(ベテラン記者)
中田の3億4000万円という高額年俸もネックになっている。今季は高年俸が約束された3年契約の最終年。トレード不成立となれば、オフの大減俸も免れないだろう。
次の指揮官が決まれば、栗山英樹監督のように親身にはなってくれないはずだ。環境を変えたいと思っているのは、中田自身? トレード期日は7月末、各球団の動向が注目される。
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