地上波出演で話題のピエール瀧と復帰できないアンジャッシュ渡部の違い

ピエール瀧、渡部建 (C)週刊実話Web
電気グルーヴのメンバーで、俳優としても活躍するピエール瀧が、9月28日放送の『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(日本テレビ系)に出演し、話題を集めている。

瀧は2019年6月にコカインの摂取などで逮捕され、麻薬取締法違反罪で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決に。執行猶予が明けて約3年で、地上波テレビに復帰した。

降板騒動などを巻き起こした瀧だが、電気グルーヴの活動から復帰開始。大きな話題にあなったNetflixドラマの『サンクチュアリ−聖域−』や『地面師たち』で印象的な演技をみせ、昨年辺りからさまざまなメディアに出演している。

今回、地上波への本格的な復帰を果たした裏事情を民放関係者が明かす。

「瀧さんは、もともとミュージシャンなので、薬物騒動でそこまで好感度を下げなかった。
それに、復帰後の配信ドラマが次々と大ヒットしたのが大きい。CMスポンサーからも嫌われておらず、地上波復帰もスムーズに行われたようだ。
今後は、バラエティー番組を中心に出演を予定しているようで、今年から完全復帰したと言えそう」(民放関係者)

騒動を起こしながらも復活を果たした瀧だが、一方でいまだに悲願の地上波復帰が叶わないタレントがいる。アンジャッシュの渡部建だ。

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「もうええでしょう」にならない渡部建

多くの人が知っての通り、渡部といえば2020年6月に“多目的トイレ不倫”が発覚し、テレビ業界から干されることになった。

そんな渡部だが、近年では自身のYouTubeチャンネルが人気で、『チャンスの時間』を中心にABEMAの番組には頻繁に出演している。

結婚式のビデオメッセージも好評で仕事は順調そうだが、地上波への復帰は果たせていない。瀧と渡部の差について、キー局の編成担当者に聞いた。

「渡部さんは、ABEMAなど配信番組でイジられキャラとして人気。しかし、その復帰方法がマイナスになっている。
配信番組では人気でも、男性ファンしか喜んでおらず、CMスポンサーが重視する女性から嫌われたまま。『チャンスの時間』などに出演したことで、地上波復帰は遠のいた。
その点、瀧さんは音楽活動や俳優業など、実直な仕事で復帰を掴み取っている。女性からの支持も厚く、地上波復帰も歓迎されている」

不倫騒動を起こしながらも復活した芸能人は多くいる。

配信番組で内輪ウケのおもちゃにされている限り、渡部が地上波で復帰する日はなさそうだ。