世界陸上で大注目の中島ひとみ、実は“ハードルの多い人生”だった

中島ひとみインスタグラムより
東京2025世界陸上の女子100mハードルに出場し、“鬼滅の刃ポーズ”などで話題になった中島ひとみ(30)ブームが今後も続きそうだ。

「9月15日の女子100mハードル準決勝は7着と振るわず、決勝進出はかなわなかった。しかし、中島選手の表情は『やりきった!』という充実感でいっぱいでした。
世界陸上を機に中島選手の人気が急上昇。ファッション誌に登場し、グラビアページでモデルを務めています」(日本スポーツ協会担当記者)

世界陸上後の23日、彼女はインスタグラムで「腹筋」を公開。ファッション誌の撮影ショットの一部として、デニムジャケットとパンツをまとった姿が「デニム美腹筋」と話題になった。

「中島選手は“鬼滅の刃ポーズ”について、披露した理由を聞かれ、『やったら強くなりそうだから』と笑いながら話してくれました」(同)

ド派手なネイルも話題になった中島だが、大会中は「日焼けが心配」と明かし、日焼け止めクリームが欠かせないことも明かしていた。

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胃炎発症から長いスランプに

明るい性格、健康的な笑顔で人気選手となった彼女が、世界陸上出場は今回が初めて。「遅咲き」の中島は過去には挫折も味わい、這い上がってきた選手だ。

中学、高校2年までは順風満帆だったが、高校3年のインターハイ出場の懸かる近畿大会直前にストレス性胃腸炎を発症、大会当日も不調が続いて準決勝敗退。全国切符を逃した。

転機は2022年。日本選手権で初めて決勝に進み、4位入賞。長かったスランプから脱出し、遠ざかっていたトップレベルの勝負に再び参戦。以後、今季まで自己ベストを更新し続けた。

「練習法を変えたのではなく、自分が納得するまでやり続けたんです。少しずつタイムも上がっていき、ようやく日の丸を背負うことができました」(関係者)

明るさは、そんな努力に裏打ちされたもの。今後は陸上とモデルの“二刀流”に期待だ。

「週刊実話」10月16日号より