究極のタブーと謎に満ちた“現代の秘境”を網羅 『これが世界の侵入禁止地帯』

『究極タブーと超ミステリー これが世界の侵入禁止地帯』(小社刊)
ここ最近、秘境&絶景ブームが到来している。

古代文明の謎を秘めた天空都市「マチュピチュ」(ペルー)や空と雲の流れを湖面に鏡のように映し出す「ウユニ塩湖」(ボリビア)、風と水による浸食が砂岩を美しいアート作品に造り替えた「アンテロープキャニオン」(アメリカ)など、世界中の秘境や絶景がメディアで紹介されている。

こうしたブームは旅行業界にも波及。秘境をめぐる「絶景ツアー」が人気を呼び、多くの旅行者が人里離れたスポットを訪れるようになった。

だが一方で、観光に訪れる人が一握りしかいなかった場所が、旅行先と認知されるようになったことで、未踏の地はどんどん失われていくこととなっている。

「秘境がある国の中には、観光客の増加を見込んで空港を新設したり、現地ツアーを拡充させるところも少なくない。さらに、グーグルマップやグーグルアースなどの普及と相まったことで、秘境と呼ばれる場所は激減してしまった」(旅行ライター)

もっとも、世界には謎に満ちたスポットがまだ存在する。

9月24日に小社から発売された『究極タブーと超ミステリー これが世界の侵入禁止地帯』(定価890円)は特別な人間以外、決して入ることのできない世界に点在する34の施設やエリアを紹介していく。

国家や王族、宗教団体、またはセレブ、研究所などが管理し「機密」を抱えた施設には、自然がつくり出した秘境とは異なるものの、人々の好奇心を刺激するタブーや恐ろしい企みが蠢いている。

ディープ・ステートの“総本山”の全容も報道

内容をかいつまんで紹介すると、「秘密結社や巨大企業のタブー地帯」と題した章では、ドナルド・トランプ米大統領の発言で有名になったディープ・ステート(闇の政府)の“総本山”と目される、『ビルダーバーグ会議』の歴史と全貌を紹介。

1950年代以降、毎年開かれているこの会議は、機密保持のため会場は極秘。毎回場所を変え、開催時には会場から数キロ圏内の一般人の立ち入りを禁ずるほど警戒が厳重であることが分かっているが、ここでの決定が欧米――ひいては世界経済を裏で支配しているとみられている。

また、世界的秘密結社『フリーメーソン』の集会所で行われている猟奇的な儀式や、世界的企業コカ・コーラが秘伝のレシピをひた隠す、セキュリティー最強の保管庫の存在も暴露。

別の章では、宇宙人との関連が注目され続けてきた米空軍基地『エリア51』や新型コロナウイルスの“発生源”との疑惑が根強い中国の『武漢ウイルス研究所』、ナチス・ドイツの指導者、アドルフ・ヒトラーが最期を迎えたといわれる『総統地下壕』の全容も記されている。

これらは人々を近づけないという意味では、まさに“現代の秘境”といえるだろう。

究極タブーと超ミステリー これが世界の侵入禁止地帯
2025年9月24日発売
定価890円(税込)

世界には、特別な人間以外、入ることのできない施設やエリアが存在する。
マップには載っていない「侵入禁止地域」や「ミステリーゾーン」をレポート。
国家、王族、宗教団体、秘密結社、研究所などが管理し「最高機密」が隠されている地域の秘密を解明していく。

<目次>
はじめに

第1章 秘密結社・巨大企業のタブー地帯
ビルダーバーグ会議
ディープ・ステートの「総本山」と目される完全非公開の“闇の政府”閣僚会議
コカ・コーラのレシピ保管庫
レシピ保管庫は博物館で一般公開するもレシピ自体は厳重警備で非公開
フリーメイソン・ロッジ
秘密結社の代名詞「フリーメイソン」で秘匿される“殺人を模した儀式”の存在
スヴァールバル世界種子貯蔵庫
ビル・ゲイツの資金で建設された人類の危機に備えた現代の「ノアの箱舟」
バチカン秘密文書館
キリスト教最大のタブーを隠蔽するため歴代教皇が受け継いできた「私設図書館」
ボヘミアン・グローブ
歴代米大統領ら会員だった社交クラブの「秘密の儀式」が行われる謎めいた森

第2章 超常現象ミステリアス地帯
ネバーランド・ランチ
「霊の出没」と「性スキャンダル」で、いまだ公開されないマイケル・ジャクソンの豪邸
バーンガル砦
「夜間侵入禁止」で400年放置された廃墟はインド政府“公認”の呪われた最恐スポット
ポヴェリア島
ペスト患者の収容所、精神病院での人体実験、自殺者を多数出した世界一幽霊が出る島
ノース・ブラザー島
ニューヨークで発生した腸チフスなどの感染症患者を隔離した負の歴史を持つ島
ダルシー地下施設
宇宙人による人体実験が繰り返される!? 米軍容認の地下7階、巨大極秘基地の謎
エリア51
宇宙人に提供された9機のUFOと極秘の研究施設があるとされる米空軍基地
シオンの聖マリア教会
立入禁止のユダヤの神器「聖櫃(アーク)」が所蔵されているとされるというエチオピアの礼拝堂

第3章 国家軍部の機密地帯
武漢ウイルス研究所
新型コロナの“発生源”として世界中から黒幕扱いされる疑惑の中国国家機関
ネゲブ原子力研究センター
イスラエルの核兵器開発が懸念される砂漠の地下に建設された“秘密工場”
ヴォズロジデニヤ島
地図にすら記されず、かつてアラル海に存在した旧ソ連の“極秘”細菌兵器研究所
モスクワのメトロ2
シェルターや臨時執務室まで用意された有事の際の「要人脱出用」地下メトロ
ウーメラ立ち入り制限区域
欧米各国が核・兵器実験、宇宙計画を行う豪州にある“世界最大規模”の軍事訓練場
DARPA本部
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は「兵器を開発しない」軍管轄の研究機関
HAARP研究施設
地震兵器などの軍事転用も疑われる米軍主導の「電離・電波科学」の研究施設
ペンタゴン(国防総省本庁舎)
五角形をした独特なフォルムに隠された米軍総本部の宗教的な秘密機密
江蘇国家安全教育館
スパイの歴史とグッズを展示する記念館は外国人立ち入り禁止の“愛国心スポット”
グアンタナモ湾収容所
米軍による人権無視の拷問が行われた悪名高き対テロリスト用の収容所
スネークアイランド
ブラジル軍によって立ち入り禁止になった生物兵器に転用可能な毒蛇40万匹が棲む島
ヒトラーの地下壕
ネオナチの聖地にならないためにドイツが存在を秘匿し続けたナチスの総統の自殺現場

第4章 驚愕の事件・事故地帯
リトルセント・ジェームズ島
「エプスタイン事件」の舞台となり大物セレブたちが集った「禁断の児童性愛の島」
グリュナード島
炭疽菌爆弾の投下実験が繰り返され上陸には命の危険も伴う汚染の島
米墨麻薬密輸トンネル
死者4万人を出したメキシコ麻薬戦争の元凶ともされる米墨国境地帯の地下通路
ガザ地区の密輸トンネル
パレスチナ人の命を繋ぐ物資トンネルが武器・麻薬の密輸、密入国と無法地帯化
北センチネル島
上陸者の殺害事件が何度も起こる文明拒絶の「非接触部族」が暮らす島
セントラリア
火災事故で炭鉱が50年以上も燃え続ける居住を禁じられたゴーストタウン
カラチャイ湖
「核のゴミ」と「死の灰」で生まれた地球で最も汚染された“殺人湖”
エル・カミニート・デル・レイ
落下死亡事故が多発した断壁絶壁の朽ちた小道は“世界一怖い遊歩道”
ナトロン湖
高濃度炭酸ナトリウムで沈んだ生物を石化させるアフリカにある「死の湖」