【自民党総裁選】テレビ局が“進次郎推し“の理由を関係者が暴露「番組のネタになる」

小泉進次郎 (C)週刊実話Web
9月23日に、自民党総裁選挙に立候補した5人が共同記者会見を行った。

今回の総裁選挙は、届け出順に小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏の5人で争われることに。

中でも注目を集めているのが、女性初の自民党総裁を目指す高市氏と、国民の間で圧倒的な知名度を誇る小泉氏となっている。

実際、各新聞やテレビの世論調査でも、次の総裁として小泉氏と高市氏が支持を獲得。一騎打ち状態となり、どちらが次期総裁になるのか関心が集まっている。

「前回の決選投票で、石破茂氏に僅差で敗れた高市氏が最有力候補だ。ただ、小泉氏は国民的な人気があるので、低迷する今の自民党を変えられるかもしれないと、期待を寄せる声も大きい。小泉氏が逆転する可能性は十分にあります」(社会部記者)

追い上げを見せそうな小泉氏だが、意外なところから援護射撃を受けられそうだという。それがテレビ業界だ。

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高市早苗氏はネガキャンだが…

テレビのワイドショーは、早い段階で高市氏に「連立が難しい」と解説するなど、ネガティブキャンペーンが行われている。

また、各ニュースでは、女性初の総裁誕生より、若くて親の七光りもある小泉氏を持ち上げている。

「かつて進次郎氏をバッシングしていた番組も、批判的な内容が減っている。一方で、経済政策などで高市氏の方が国民のためになる働きを実行できそうなのに、そういった部分はワイドショーやニュースであまり報じられていない。完全に、進次郎氏を推す報道が増えています」(民放関係者)

なぜ、テレビ各局は高市氏ではなく小泉氏を猛プッシュするのか? その背景には、視聴率を巡る思惑がうごめいているという。

「高市氏は女性初という目新しさはあるが、国民からの人気はあまりない。一方で、父親が小泉純一郎元首相である進次郎氏は、幅広い世代から知名度が高い。
特に、テレビを一番見ている年配女性から人気で、進次郎氏が首相になったほうがワイドショーやニュース番組の視聴率が上がる。
それに、滝川クリステルさんがファーストレディーになれば、番組のネタになる。小泉氏が総裁になってくれたほうが、テレビ局は視聴率の恩恵を受けられるんです。
進次郎氏もテレビが大好きですし、相思相愛な状況で各局が“進次郎推し”になっています」(民放関係者)

完全に2強体制となった今回の自民党総裁選で、最後に笑うのは誰なのだろうか。10月4日に開票が行われる。