「二度と行きたくない」駆け込みで地獄の大阪・関西万博を忖度なしで現地レポ!

炎天下で並ぶのが好きな人には最高な万博

また、来場者が増えて電波が繋がりづらくなり、筆者の楽天モバイルの脆弱な電波はアプリすら起動できなくなってしまう。

ちなみに、今回の万博はほとんどがキャッシュレスなので電波が悪いのは致命的だ。

アクセス過多でアプリにつながりづらい時間もあり、何もできない時間帯が1時間ほどあった。正直、会場では8割近く行列に並ぶだけの時間を過ごすことになる。

炎天下で並ぶことが好きな人には最高な万博だろうが、大半の人は「二度と行きたくない」と感じただろう。

特に、帰宅ラッシュの酷さは特筆すべきものがある。

人気が高いドローンショーを見た後の21時を過ぎた帰宅だと、東ゲートは駅に向かう道を規制され、1時間近い行列に巻き込まれることになった。

目の前の駅に少しずつ向かうのは地獄そのもの

風が通らない行列はサウナ状態で、トイレやドリンクを買いに列を外れることさえできない。

軟禁状態のまま、眼の前に見えている駅に少しずつ向かうのは地獄そのもの。電車に乗ってからも常に満員状態で、最後まで最悪な気分のまま帰宅することなる。

実際、20万人の来場者が訪れた万博に行ってみた感想としては、楽しさよりも苦痛が上回ったように思えた。

多少は早めに入場できた筆者ですら楽しめなかったことを考えれば、それ以降に入場した人は何もできなかっただろうと予想できる。

残りわずかな万博だが、今後はさらに駆け込みがひどくなり、20万人規模の来場者が予想される日ばかりだ。

これから閉幕まで、実際に来場した筆者は行くのを辞めたほうが良いとアドバイスする。

それでも行きたい場合は、基本的にパビリオンは入れないと理解して、水分や食事は持参して行ったほうが良いだろう。

取材・文/週刊実話Web取材班