呪物、心霊写真、禁断のホテル――『週刊実話』増刊号「ホラーナイト」が新宿で最恐のリアルイベントを開催!

会場をさらなる恐怖が包み込んだノンストップライブ

600以上の心霊スポットを訪れたターチャイは、YouTubeで公開中の“子供の霊”の衝撃映像について語った。なぜかどうしても消去できないという、はっきりと写り込んだ映像に、観客は息をのんだ。

彼の笑顔は会場の緊張を解き放つ不思議な力を持っていたが、語られる話はあまりにもリアルで、早く忘れたいと思うほどだった。

イベントでは、Mr.ゾッとの異名を持つ國澤一誠も、会場を恐怖のどん底に突き落とした。彼が語ったのは、ある芸人が身をもって体験した、埼玉の“水上ホテル”での出来事だ。

「あそこは行かない方がいい」とのちに忠告するほど、ゾっとするある現象‥・一体なぜ、誰もが口を揃えてそのホテルを忌避するのか—。その答えが明かされると、会場はさらなる恐怖に包まれた。

そして、今回のイベントで最も度肝を抜かれたのは、宮内桃子だ。

可愛らしい彼女が語る怖い話は、本格的だった。とあるホテルで体験した不可解な現象を、自身で撮影した写真とともに語ってくれたのだ。

特に、いまだに頭から離れない「お湯です」という言葉…。今後、彼女が怪談イベントに引っ張りだこになることは間違いないだろう。

怪談ライブには人より多く通ってきたが、これほどまでに「怖さと笑い」のバランスがとれたイベントはなかった。壇上の4人は最高に輝いていた。この感動と興奮を、ぜひご自身の目で確かめてほしい。次回開催の際には、ぜひ会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

(ライター・安斎裕子)