嵐「紅白出場」に立ちはだかるNHK報道局の壁

嵐 (C)週刊実話Web
来春のコンサートツアー後に解散を発表しているアイドルグループ・嵐。夏に入ってから嵐メンバーがNHK番組に出演しているのは、『第76回NHK紅白歌合戦』出場への布石とみられている。

「二宮和也は現在放送中の朝ドラ『あんぱん』に主人公・嵩の父親役で出演。8月9日生放送の音楽番組『MUSIC GIFT 2025~あなたに贈ろう 希望の歌~』の司会を、二階堂ふみらと務めました」(スポーツ紙記者)

また、相葉雅紀は7月にNHKの自然番組ナビゲーターに就任している。

『ダーウィンが来た!』でミニコーナーを担当するほか、8月8日に恐竜の知られざる暮らしぶりを描いた国際共同制作番組『ウォーキング with ダイナソーズ プロローグ』に出演した。

「この時期に二宮と相葉がNHKの番組に起用されたのは、紅白出場含みでしょう。紅白出場条件の建前として、NHK番組への貢献度があるからです。
今年の紅白には、嵐がエージェント契約を結んでいるSTARTO ENTERTAINMENT(スタート社)のグループが出場するとみられている。その最有力候補が嵐です」(音楽ライター)

【関連】“タトゥー騒動”巻き添えの嵐・大野智、テレビ出演やっぱりNGに?

旧ジャニーズ事務所とNHK報道局の関係が悪化

ただ、「そう簡単にことは運ばない」と指摘するのは、大手芸能プロ役員。

スタート社が、創業者のジャニー喜多川氏による性加害を引き起こした旧ジャニーズ事務所の流れを汲むからだ。

「ジャニー氏の性加害報道を巡り、旧ジャニーズ事務所とNHK報道局の関係は悪化し、いまだ和解していませんから」(同)

7月にジャニーズ事務所元社長の藤島ジュリー景子氏が半生本『ラストインタビュー』(新潮社)を出版。その中でNHK報道が大誤報である可能性を示唆する記述がある。

「報道局は激怒していますが、紅白スタッフはお構いなしに嵐サイドへアプローチしている情報がありますよ」(芸能ライター)

報道局内は大嵐だ。

「週刊実話」9月18日号より