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五代目山健組・西川良男若頭が死去「言葉にならない」

五代目山健組・西川良男若頭(C)週刊実話 無断転載禁止

組織関係者はもちろん、警察関係者にも衝撃が走った。

6月6日未明、五代目山健組の西川良男若頭(六代目健竜会会長)が兵庫県内の病院で息を引き取ったのだ。

「新型コロナに感染して入院しとったんや。幾度も危篤説が飛び交って、そのたびに他府県警も情報収集に奔走しとったが、今回はほんまにアカンかった。コロナは陰性になったのに、持病が悪化してもうたそうや」(ベテラン記者)

五代目山健組は昨年7月に神戸山口組を脱退。神戸山口組に残留する直系組長もいたが、独立組織として活動を続けていた。

五代目山健組トップの中田浩司組長は、六代目山口組・三代目弘道会系組員への銃撃事件によって一昨年12月に逮捕、起訴され、勾留中の身だ。

現場不在が続く中で、神戸山口組脱退後にはナンバー2の若頭に西川会長を抜擢したのだ。

山口組の分裂問題にも影響か

「西川会長率いる健竜会の先代は中田組長に当たり、もともと五代目山口組・渡辺芳則組長が興した組織だった。つまり、山健組の保守本流だ。中田組長の不在中、五代目山健組の実質のリーダーは、その意志を受け継ぐ西川会長だった」(他団体幹部)

中田浩司組長と西川若頭 C)週刊実話 無断転載禁止

その死は、山口組の分裂問題に多大な影響を及ぼすものとみられ、警察当局は各組織の動向を注視しているという。

「六代目山口組は神戸山口組との分裂終結とともに、神戸側を脱退した組織も統合する算段だったはず。五代目山健組も、もとは菱の代紋を掲げ、山口組の当代を出した名門組織だ。しかし、トップが社会不在でナンバー2も空席となった今、混乱は避けられないだろう」(捜査関係者)

西川会長を知る関係者の一人は、こう話す。

「自分のことよりも、組織や組員のことを優先するような親分だった。苦労している組員には声を掛け、陰ながら支えていたと聞く。全員で中田組長の帰りを待ち、五代目山健組を盛り立てていこうとしていた。志半ばで逝ってしまい、言葉にならない」

突然の訃報に、業界内外では動揺が広まっている。

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