日向坂46新曲『お願いバッハ!』、櫻坂46の『Addiction』パクリ疑惑で物議

小坂菜緒、金村美玖 (C)週刊実話Web
9月17日に発売される日向坂46の最新シングル『お願いバッハ!』をめぐり、パクリ疑惑が浮上している。

比較対象となっているのは、同じ坂道シリーズの櫻坂46が2025年に発表した楽曲の『Addiction』。浦島健太・野口大志による作曲、APAZZIによるアレンジで、クラブ調のビートと妖艶なメロディラインが特徴的な楽曲だ。

一方で日向坂46の『お願いバッハ!』は石崎光による作編曲で、クラシックの『G線上のアリア』をモチーフにしたフレーズを組み込んだナンバー。

発売に先駆け、『お願いバッハ!』の先行配信がスタートすると、《Addictionパクった?》《そこまで似てないだろと思って聴いたら、完全にAddictionだった》といった声が相次いでいる。

【関連】CUTIE STREET、日向坂46を超えた! 新世代アイドルが坂道グループの牙城を揺るがす ほか

坂道グループが共有するサウンドが原因?

作曲者やアレンジャーは異なるものの、楽曲構造やトラックの質感に共通点があると感じたリスナーが多いようだ。

とはいえ《坂道シリーズ内で似た方向性の曲が出るのはよくある》《正直そこまで似てない》という冷静な意見もあり、賛否両論となっている。

音楽的に見ると、『Addiction』が持つトラップ的リズムとミニマルなループ感を、『お願いバッハ!』がよりポップに解釈し、クラシカルな要素を差し込むことで日向坂らしい明快さを演出している。

結果として“似ている”という印象が生まれやすいが、コンポーザーもアレンジャーも異なるため、直接的なコピーというより「坂道グループが共有するサウンドの進化形」と見ることもできる。

同じ坂道ファミリーの2グループの楽曲が姉妹曲として語られるのか、それともパクリとして語られるのか今後の展開が注目される。