高校野球にビデオ判定導入か 広陵高校問題の陰で争点になったルール作り
現在、プロ野球では「リクエスト」が導入されているが、高校野球にこの制度はない。
また、高校野球は審判への抗議が認められていないため、審判のジャッジが絶対という昔からのルールが続いている。
しかし、物議を醸す判定は毎年のように相次いでおり、改革の必要性が求められていた。
19日に行われた準々決勝は、この潮流をより高める試合となる。この日の第3試合に行われた横浜高校×県立岐阜商業は、疑惑判定のオンパレードだった。
0-4で県岐阜商がリードの6回表、1死1・2塁で横浜の4番バッターへの1球目、ボールは足元でワンバウンド。バッターが足を抑えたところ、球審はデッドボールと判定し、実況は「当たりました…か?」と困惑を露わにした。
この直後、1死満塁で5番バッターがセカンドゴロを放ち、ダブルプレーでチェンジかと思いきや、判定はセーフだった。
中継映像では足がファーストベースに接して見えたが、一塁塁審はファーストがベースから足を離したと判断。しかもジャッジは遅く、この間にランナーが還り、横浜は2点を返した。
そしてタイブレーク制の延長10回裏、試合を左右しかねない審判が飛び出した。
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タイブレークで3点を失った県岐阜商は苦しい展開に立たされるが、怒涛の追い上げで同点に追いつく。
なおも1死1・3塁の場面で代打に出たのは、これが甲子園初打席の1年生バッターだった。
初球を思い切り叩き、打球はライト線へ。ボールは白線上にポトリと落ち、球場が歓声に包まれたが、一塁塁審はファールと判定する。
3度目の疑惑判定は、視聴者の怒りに火を点けた。県岐阜商は11回にサヨナラ勝ちを決めたが、フェア判定ならば、その時点で勝利していた。
また、中継では打球の落下点から白線の白い粉が上がっており、SNSで切り抜き動画が拡散され、「セーフだった」の大合唱。
あまりに横浜寄りのジャッジが続いたため、「ビデオ判定は必要な場面もある」「一発勝負の高校野球こそビデオ判定を導入するべき」「1つのアウトで全てが変わってしまう可能性もあるのだから、高校野球の判定にもビデオ判定が必要」などの声が相次いだ。
高校野球といえば、広陵高校の組織的暴行・性的暴力の高野連の対応に象徴されるように、硬直化した保身優先の組織だというイメージが強いだろう。
しかし、ことルールに関しては、近年さまざまな改革を実行中。2021年には延長のタイブレーク制度、23年には5回終了時に休憩や水分補給を行うクーリングタイムが導入され、来春からは長年議論されていたDH制度も始まる。
こうした改革の波もあり、ビデオ判定の導入が進むかもしれない。
少なくとも議論を始めることは絶対に必要な情勢だが、高野連は動くのだろうか。
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