“中居正広”を名乗る謝罪電話の怪 テレビ局スタッフたちが困惑

中居正広 (C)週刊実話Web
テレビマンが2人集まれば、この話題でも持ち切り。すでに芸能界引退を表明した中居正広氏に関する話だ。

テレビ制作会社のプロデューサーが証言する。

「突然、夜中に非通知で電話がかかってきたんです。開口一番、『ご迷惑をおかけしました。生まれ変わるので、できればもう一度チャンスをください』って、いきなり話し出したんです。
『誰だ?』って聞くと『中居です』と名乗り、電話が切れた。アッという間の出来事でした。
当初はイタズラかと思ったのですが、よくよく考えてみると、あのひしゃがれた声で、確かに仕事をしたこともある。もしや本人なのか…と。
知り合いから教えてもらい、中居君に直話をかけたんですが、その番号はすでに使われておらず、確認が取れなかった」(芸能プロ関係者)

驚くことに“中居”を名乗る人物から謝罪電話を受けたテレビマンは他にも存在する。

しかも、すべての電話において共通しているのが、冒頭の“生まれ変わる”のメッセージ。時には涙声になっていたときもあったというから驚きだ。

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中居正広をかたる電話の正体は?

「この電話の話は、業界内でアッという間に広まりました。しかも、仕事をしたことがあるスタッフを中心にかかってくる。
あるとき、某局のPがこの話を会議で口にしたんです。すると『私も』『俺も』というスタッフが現れた。おそらく数人ではない。
テレビ局を横断しているなんて話も漏れ伝わってくる」(制作会社プロデューサ―)

中居氏といえばフジテレビの第三者委員会が認定した性暴力に対し、弁護士を立てて反論を繰り返している。

当初はフジテレビから損害賠償訴訟を起こされないための自衛手段かと思われたが…。

「目的は2つ。1つはYouTubeを中心に芸能活動の再開を考えている。
2つ目はボランティアなど社会貢献活動を継続していきたい。そのためには性加害というレッテルはどうしても払拭したいはず」(ネット番組関係者)

だとすれば、一連の電話騒動は中居本人なのか? そうした中、ある疑惑が取り沙汰されている。

「おそらく、中居の名をかたる偽者ですよ。推測するに、熱狂的なファンなのではないでしょうか?
スタッフへの電話ですが、番組関係者なら手に入れることが可能です。もしも中居本人なら、非通知で一方的に話して切ってしまう理由はない。
しかも、中居は基本、番組スタッフに謝らない。逆に、謝罪電話したという点で偽者だとの話が広まっているんです。皮肉な話です」(事情通)

当事者の中居氏は現在、自宅マンションで隠遁生活を余儀なくされている。

果たして“中居”を名乗る人物の謝罪電話の真相は…。

「週刊実話」9月4日号より