『科捜研の女』終焉説の陰で囁かれる沢口靖子“争奪戦”

沢口靖子 (C)週刊実話Web
昨年、放送25周年を迎えた長寿ドラマ『科捜研の女』が、静かに終わりの時を迎えようとしている。

放送元のテレビ朝日が、水曜21時のレギュラードラマ枠のラインナップから、正式に外したことが関係者の証言で明らかになった。

注目の水曜21時枠は、相葉雅紀や大森南朋らの活躍を描いたドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』が今クール放送されている。

「制作費は1話1億円で『科捜研の女』の2倍の予算を投入した。地上波では赤字ですが、配信系で元を取る算段のようです。
すでに出演者に対しては、向こう3年間分のスケジュールが担保されている」(事情通)

さらに、ドラマ界で大きな注目を集めているのが『科捜研の女』でヒロインを務めた沢口靖子の動向だ。

なんと、この10月からフジテレビの月9枠で放送されるドラマ『科学捜査隊』(仮題)でキーマンとして出演することが明らかになった。

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沢口靖子の月9出演で『科捜研の女』はどうなる?

「沢口は、ドラマの舞台となる警視庁科学捜査研究所の所長を務める。関係者を驚かせたのは、この役を受けたこと。
普通は『科捜研の女』のキャラクター被りを気にして絶対に似たようなドラマには出演しない。
それを受けたということは、『科捜研の女』のレギュラー放送が潰えたことを意味しているわけです」(同)

気になるのが『科捜研の女』の今後だろう。

芸能マスコミが騒いでいる通り、同作は永遠に封印されてしまうのだろうか。

「打ち切りと決めつけるのは早計。今後は特番枠として継続していく」と断言するのはテレ朝の幹部氏。

年に1~2回の特番として放送されるという。さらに…。

「視聴率次第ではレギュラー番組に復活する可能性もゼロではない。25年間も継続されたドラマです。
もはや『科捜研の女』は、テレ朝のレガシーといっても過言ではないわけです」科捜研は永久に不滅です。

「週刊実話」9月4日号より