月9『明日はもっと、いい日になる』不法滞在問題でプチ炎上 福原遥に「出演しなければよかった」と業界関係者

福原遥 (C)週刊実話Web
現在放送中の月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)が、人気低迷に苦しんでいる。

8月11日に放送された第6話の平均視聴率は世帯4.6%、個人2.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。第1話の世帯7.1%から下がり続けている。

TVerのお気に入り登録数は月9としては低い数字で、見逃し配信でも低迷中。なぜ、『明日はもっと、いい日になる』は人気が出ないのだろうか。

「児童相談所が舞台でストーリーが暗く、視聴者離れが起きている。食事も満足に与えられない子どもや、親を亡くして自暴自棄になる少年など、月曜の夜からテーマが重い。
しかも、しっかり構成が作られておらず、中途半端なストーリーで見た後に嫌な気分が残る。初回から視聴率を落とし続けているのは、脚本に問題があると考えられます」(スポーツ紙記者)

そんな『明日はもっと、いい日になる』だが、低視聴率にもかかわらず、第6話でプチ炎上騒動を起こしている。

【関連】月9やっぱり限界? 福原遥『明日はもっと、いい日になる』失速の理由 ほか

福原遥『べらぼう』は好評だったが… 

この放送では、不法滞在する外国人の母親と幼い児童の問題がテーマ。外国人のシングルマザーが、離婚問題などで手続きを行っておらず不法滞在状態で、幼い息子も巻き込まれるというストーリーだった。 

作中では不法滞在の母親を主人公の夏井翼(福原遥)たちが匿うようなシーンもあり、視聴者から「お涙頂戴してるけど不法滞在はダメでしょ」「不法滞在を美化しちゃうのか」と厳しいコメントが書き込まれた。 

主人公の翼は、刑事でありながら児童相談所へ出向を命じられている設定。現職の刑事が、事情があったとはいえ不法滞在の外国人をすぐに摘発しないことに疑問を持ったようだ。 

低視聴率な上に、ストーリーにいちゃもんをつけられている作品ということもあり、テレビ業界では主演の福原に同情の声が挙がっている。 

「当初は児童相談所が舞台ではなかったという。そのためリサーチ不足なところがあり、視聴者のツッコミポイントに。テレビ関係者の間では、福原さんは月9主演を受けるべきではなかったという声が出ている。
今年はNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で花魁・誰袖役を演じて評価が上がっていた。なのに、月9の大コケで活躍が帳消しに。福原さんに同情するドラマ関係者は多くいます」(民放関係者) 

前作の月9『続・続・最後から二番目の恋』は好調だったが、『明日はもっと、いい日になる』は現状を打破できるのだろうか。