【戦後80年】闇市で1杯10円の“残飯シチュー”が大人気に 戦時中以上に悲惨だった終戦後の食糧事情
2025.08.13
戦時中はイモの栽培が推奨され、住宅地の庭などでも栽培されていたが、戦争末期に東京をはじめとする都市部への空襲が相次ぎ焼け野原に。
さらに終戦を迎えると、食糧事情はさらに悪化し、食べ物を求めて「闇市」に足を運ぶ人々も多かったという。
東京の闇市就労人口は8万人
空襲の心配から解放されたとはいえ、瓦礫の中での戦後の暮らしは、戦時中以上に悲惨なものだった。
食べ物といえば相変わらずイモやカボチャばかりで、食糧事情は一向に改善される様子がない。
物資統制と激しいインフレにより、1945年(昭和20年)11月の配給米の公定価格は10キロ6円だったが、闇米の価格は1.5キロ120円前後と、実に130倍以上まで高騰していた。
しかし、それでも人々は生きるため、闇市で米を買うしかなかった。
戦後、焼け跡に出現した闇市とは、食糧難、物資不足の時代に、政府の統制を無視して設けられた非合法な市場のことで、公的な流通経路を通さないため、闇物資と呼ばれるものが取引されていた。
手持ちの家財道具や衣料品を食糧と物々交換…。皮をはいで日々をしのぐような“タケノコ生活”の始まりである。
1945年9月の調査によれば、東京の闇市では約8万人が働いており、その内訳は失業者が5割と最も多く、次いで露天商人3割、罹災商人2割だった。
そんな闇市名物として話題になったのが、進駐軍の食堂から出た残飯を非正規のルートから仕入れ、ドラム缶や大鍋で煮込んだ“残飯シチュー”である。
残飯をぶち込んで塩やカレー粉で味を付けただけの、シチューとは名ばかりの代物だが、1杯10円で飛ぶように売れたという。
味については評価が分かれるが、衛生など気にしていられない日常だったのだ。
『戦時下日本のリアル』第1章「戦時下の食生活」より一部抜粋
合わせて読みたい
-

水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -

米倉涼子「薬物騒動」「共演俳優不倫」Wショックで引退説
2025.11.14 芸能 -
「粒の揃ったユニゾンがとにかく美しい」キャンディーズ『アン・ドゥ・トロワ』
2025.11.16 エンタメ -
戦隊シリーズ降板で今森茉耶に忍び寄る「セクシーアイドル業界」の“魔の手”
2025.11.16 芸能 -

芦田愛菜の結婚相手は「政治家二世か高級官僚」早くも両親がお相手探し
2024.07.10 芸能 -

『酒のツマミ』終了で勃発 フジテレビが抱える“新たな火種”
2025.11.15 芸能 -

顔ぶれが民放以下 嵐の出場がなければ紅白は史上最低視聴率が確定の声!
2025.11.16 芸能 -

米倉涼子“ドタキャン騒動”と新浪剛史氏“違法薬物騒動”の点と線
2025.10.12 芸能 -

「店の歴史を描いた本を最後にここで売る」伊野尾宏之店長が模索する『伊野尾書店』閉店の向こう側
2025.11.03 エンタメ -

“魔性の女”との不倫が原因で…「SHOGUN」真田広之が愛した3人の女優
2024.10.09 芸能
合わせて読みたい
-

水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -

米倉涼子「薬物騒動」「共演俳優不倫」Wショックで引退説
2025.11.14 芸能 -
「粒の揃ったユニゾンがとにかく美しい」キャンディーズ『アン・ドゥ・トロワ』
2025.11.16 エンタメ -
戦隊シリーズ降板で今森茉耶に忍び寄る「セクシーアイドル業界」の“魔の手”
2025.11.16 芸能 -

芦田愛菜の結婚相手は「政治家二世か高級官僚」早くも両親がお相手探し
2024.07.10 芸能 -

『酒のツマミ』終了で勃発 フジテレビが抱える“新たな火種”
2025.11.15 芸能 -

顔ぶれが民放以下 嵐の出場がなければ紅白は史上最低視聴率が確定の声!
2025.11.16 芸能 -

米倉涼子“ドタキャン騒動”と新浪剛史氏“違法薬物騒動”の点と線
2025.10.12 芸能 -

「店の歴史を描いた本を最後にここで売る」伊野尾宏之店長が模索する『伊野尾書店』閉店の向こう側
2025.11.03 エンタメ -

“魔性の女”との不倫が原因で…「SHOGUN」真田広之が愛した3人の女優
2024.10.09 芸能