実写邦画が歴代興行収入トップ10から消滅 『鬼滅の刃』無限城編が『踊る大捜査線』超え
その結果、2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の記録(173.5億円)を抜いて、日本歴代映画興行収入ランキングの第10位にランクインした。
これにより、ランキング上位10作品から実写邦画が完全に姿を消すという、歴史的な節目を迎えた。
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「アニメ×IP」が席巻する興収ランキング
現在の日本映画の歴代興行収入トップ10は以下の通り(興行通信社調べ)。
1.『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(407.5億円/2020年)
2.『千と千尋の神隠し』(316.8億円/2001年)
3.『タイタニック』(277.7億円/1997年)
4.『アナと雪の女王』(255億円/2014年)
5.『君の名は。』(251.7億円/2016年)
6.『ONE PIECE FILM RED』(203.4億円/2022年)
7.『ハリー・ポッターと賢者の石』(203億円/2001年)
8.『もののけ姫』(201.8億円/1997年)
9.『ハウルの動く城』(196億円/2004年)
10. 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(2025年)
こうして並べてみると、アニメ作品とハリウッドのビッグタイトルがランキングの大半を占めているのが一目瞭然だ。
特にアニメ映画は、原作漫画やテレビアニメと連動したメディアミックス型が中心で、公開前から強固なファン層を持つIPの強さが光る。
『踊る大捜査線』の牙城が崩れる
『踊る大捜査線 THE MOVIE2』は、テレビドラマの人気を背景に公開され、日本の実写映画としては異例の173.5億円を記録。20年以上にわたり、実写邦画の金字塔としてトップ10に君臨してきた。
しかし、近年はアニメ映画の急伸が顕著で、2020年の『鬼滅の刃 無限列車編』が記録的ヒットとなったのを皮切りに、以降のランキングはアニメ中心の構成へと変化。
ついに今回、『無限城編』の大ヒットによってその座を明け渡すこととなった。
今回の変動は、単なる一作品のヒットではなく、日本映画のトレンドが大きく転換していることを象徴している。
とくに若年層の観客動員を支えるのは「アニメ×SNS拡散×ファンコミュニティ」という構図であり、旧来の実写邦画がこの波に乗るのは容易ではない。
現在は映画『国宝』が大ヒット中で、興収100億円を突破するのではないかと言われているが、今後実写邦画はどのように存在感を取り戻していくのだろうか。
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