本誌も以前、その可能性の高さを報じたが、女優・北川景子がいよいよ〝景子議員〟になる日が近づきつつあるようだ。

「自民党から出ることは、ほぼ確実。菅義偉首相は、安倍晋三前首相の辞任によるつなぎ役で、最長で来年の9月まで。その前に衆議院を解散し、総選挙となるわけですが、問題は東京五輪の前か後か。いずれにせよ、その目玉が北川です」（政治ライター）

それにしても、なぜ自民党であり、衆議院議員なのか。

「菅首相は安倍前首相の考えを受け継ぐことを明言していますし、安倍前首相は『女性が輝く社会』の提唱者。北川を持ってくればシンボルになるし、話題性が想像できないほどあるはず」（同・ライター）

もともと北川ではなく、夫のDAIGOの方に政界進出の話が出ていた。

「母方の祖父は第74代内閣総理大臣の竹下登氏。そこでDAIGOの政治家転身説を、女性誌などがしきりに記事にしていました。とはいえ、DAIGOが政治家といわれてもヒ弱な感じがあり、ピンとこない。本人も否定。最近その話は消えました」（週刊誌記者）

元総理の孫・DAIGOより北川景子の政治家転身が本命なわけ

「安倍前首相は憲法改正論者で、憲法9条に自衛隊を明記したいので有名でした。北川の父親は有名重工業勤務で〝潜水艦の専門家〟としても知られます。自衛隊に潜水艦を納入し、安倍前首相とも関係していました。自民党との関係は深い」（同・記者）

その北川パパが、ついに公に登場。10月14日、潜水艦『たいげい』の進水式に出席。岸信夫防衛大臣、防衛事務次官、重工業社長、北川パパら9人が記念撮影した写真が海上自衛隊のホームページに掲載された。

「娘が自民党議員になり、防衛担当になれば、これほど党として理想の形はないのです。北川パパの方は間もなく重工業の防衛部門のトップに就くといいます。専門技術者として、父娘で誰よりもスムーズな情報交換が可能。景子の方が出馬の決意を固めれば、自民党も当選確実な小選挙区か、比例代表の上位を用意するはず。パパの勧めもあるかもしれませんし、出れば絶対当選です」（前出の政治ライター）

自民党は嫌いでも、景子議員は見たい？