櫻井翔の見せ場ナシ…元日テレ・藤井貴彦キャスター「選挙特番の罪」

櫻井翔 (C)週刊実話Web
日本テレビからフリーアナに転身した藤井貴彦が大ヒンシュクを買っている。

7月20日、参院選投開票を受けて特別報道番組『zero選挙2025』(日本テレビ系)が放送された。

番組キャスターを務めたのは、藤井と嵐の櫻井翔。ところが、櫻井が番組中でほとんどコメントを発しなかったことから、ネットなどでは「置物」呼ばわりをされ不要論まで議論される結果に…。

「櫻井が起用されたのは『news zero』の月曜キャスターを務めているから。藤井にとっては、フリーアナとして初めての選挙特番でした」(芸能記者)

ところが、いざ番組がスタートしてみれば、口を開くのは藤井ばかり。櫻井の唯一の見どころは、事前に収録されたVTR企画だった。

「櫻井と同学年である自民党の小泉進次郎氏と対談を行ったが、台本に書いてあることをなぞっただけ。逆に櫻井の取材力のアラが見えてしまった」(事情通)

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石破首相と神谷代表が不機嫌に…

一方、スタッフの静止を差し置き、次から次へと自分の意見を話し出したのが藤井だった。 

「石破茂首相に退陣を迫ったり、参政党の神谷宗幣代表には『日本の安全について核武装が安上がりだとする候補者がいらっしゃいました。議論すること、主張することは大切だと思うが、戦後80年、おじいちゃんおばあちゃんが大切に育ててきた平和について、安上がりという表現は使ってほしくなかった』と私見を述べた。
石破首相も神谷代表も不機嫌になっていた。櫻井にも質問する時間が与えられていたが、藤井の暴走でなくなってしまったのです」(テレビ局関係者) 

今回、藤井が不規則発言を繰り返した理由だが…。 

「爪痕を残したかったわけです。フリーになったとはいえ、ライバルの羽鳥慎一は億を稼ぐ人気キャスター。対して藤井は日テレの番組にしがみつき、年収も2000万円程度。
実は、2年後には櫻井に全曜日を仕切らせるプランが浮上していて、藤井はリリーフでしかないんです。そうした事情を知り、自分をアピールしたというのです」(大手代理店幹部) 

違った意味で大きな爪痕を残した藤井。ゼロからのスタートは時間の問題か…。 

「週刊実話」8月14日号より