女性向け風俗にハマる“一卵性母娘”のカタ~い絆 2人がたどり着いた「出張セラピスト」の魅力

「オーガズムは量より質ですよ」

「エステか美容室にネット予約を入れるような感覚でセラピストを指名して、日時を入力したら後は約束の場所に行くだけ。デート気分を味わいたい人は外で待ち合わせて、食事とかするみたいだけど、私はホテルで待つタイプ。
親子ほど年齢の離れた若い男と一緒に街なんか歩きたくないし、人に見られるのもイヤなのよ。
シャワーを浴びたらバスローブ姿でベッドに寝て、オイルマッサージとか受けるの。手だけでなく口も使うから、永遠と前戯が続くのよ。これって女にとっては最高じゃない? 
私は慌ただしいのがイヤなので90分とか120分コースだけど、最低でも3回はイカされるかな。その気になれば10回くらいイケそうなんだけど『オーガズムは量より質ですよ』とか言われて、いい感じに焦らされるの。
隅々まで愛撫してくれるから、新たな性感帯が見つかることもあるし、お姫様のように大切に扱ってくれるからメンタルも安定する。
ホストクラブ行って枕する値段の半分か三分の一以下で、そこそこのクオリティーの男と絡めるんだから、ホント最高なの!」(亜里沙さん)

「私はママにこの話を聞いて、セラピストを利用するようになったのね。当たりハズレはどうしてもあるから、今は気になるセラピストを片っ端から指名してお試し中。
私、ずっと挿入ありきだと思ってたんだけど、性感マッサージを知って考えが変わったわ。マッサージだけで満足してるんです」(恵梨香さん)

オススメのセラピストや業者を紹介し、共有することもあるという2人。そこには母娘という垣根を越えた「女同士」の絆が存在するようにも見えた。

取材・文/清水芽々