【夏ドラマ連動クイズ】『ちはやふる―めぐり―』で使用される百人一首が競技となったのはいつから?
2025.07.24
エンタメ
正解は江戸時代。
藤原定家が編纂したのは約1300年前の室町時代だが、このときには単に100首選んだだけで、かるたとなったのは江戸時代。庶民向けの娯楽として、和歌と絵札で大人子ども関係なく楽しめる遊びとして普及していきました。
ドラマのタイトルである「ちはやふる」は、百人一首の十七番、在原業平(ありわらのなりひら)の歌、「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」に登場する神をたたえる枕詞です。
この歌は、奈良県の紅葉の名所として名高い龍田川の、息をのむような秋の情景を詠んだもので、意味は「荒々しい神々が活躍した神代でさえも、こんなことは聞いたことがない。龍田川が(川面いっぱいの紅葉によって)唐紅(濃い紅色)に染め上げられ、まるで水面をくくり染め(絞り染め)にしたかのように鮮やかだとは」。
唐紅は、当時中国(唐)から伝わった非常に濃く鮮やかな紅色のことだったと言われています。
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