ジュリー氏“半生本”出版と旧ジャニーズ“性モラル欠如”の歴史

国分太一 (C)週刊実話Web
コンプラ違反による国分太一の無期限活動休止とTOKIO解散から早1カ月が経過したが、いまだ騒動は収まっていない。

「国分のコンプライアンス違反について、日本テレビはプライバシー保護の観点から、内容を一切明かさなかった。
番組スタッフへのパワハラやセクハラといった情報が一部で飛び交いました」(芸能ライター)

FRIDAYデジタルは、好みの女性スタッフやスタイリストとの飲み会を開いて距離を縮めようとした、地方ロケで女性へのボディータッチなど、セクハラ行為を報じている。

「国分を含め、旧ジャニーズ事務所タレントのモラルの低さは、今に始まったことではありません。
26年前、月刊誌・噂の真相(休刊)による“TBS乱交パーティー”報道ではTOKIOメンバー(国分ではない)も参加していた。
当時、ジャニーズ事務所は見て見ぬふり。処分したという話も聞きませんでした」(同)

その後もジャニーズ事務所所属タレントらのハレンチ行状発覚は続く。

特に嵐のリーダー・大野智の乱痴気写真が出回ったのはショッキングだった。

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ジャニーズ帝国への忖度はあったのか…

「大野のケースは2008年に週刊現代が“3P大麻疑惑”のタイトルで報じました。
この記事に、ジャニーズ事務所は『事実無根』と反論したが、記事はうやむやのまま闇に葬られてしまった」(芸能関係者)

今となっては、ジャニーズ事務所に忖度する風潮にあった大手メディアが無言の圧力に屈した顕著な事案だ。

ところが、週刊現代に写真提供し、インタビューに応じたとされるセクシー女優が2年後に非業の死を遂げてしまう。

「女性が亡くなったにもかかわらず、ジャニーズ事務所も大野らも知らんぷり。2023年に故・ジャニー喜多川氏による性加害が社会問題に発展。ここでも事務所内でのモラル破綻が浮き彫りになった。
直近では、フジテレビの第三者委員会から“性暴力”と認定された中居正広氏の女性トラブルに続き、国分のコンプライアンス違反ですからね。
すべてジャニーズ事務所が所属タレントへの管理教育を怠った結果ですよ」(大手プロ役員)

ジャニーズ事務所で最後に最高責任者だった藤島ジュリー景子氏は7月18日に新潮社から半生本を出版した。ジュリー氏の反省とは。

「週刊実話」8月7日号より