手越祐也はOKで国分太一はNG? 日本テレビのコンプラ基準に違和感

手越祐也によるコンプラ違反の歴史 

2016年、JR博多駅前で警察官を装った犯罪グループが金塊を強盗し、翌年に7人が逮捕された。

手越はこの一員と笑顔で写った写真が流出し、物議を醸すことに。本人は「面識はない」「店で写真を頼まれて撮っただけ」などと釈明している。

また、2020年にも類似の騒動があった。

同年9月、福島県会津若松市の猪苗代湖で、当時8歳の男児が死亡する痛ましい事件が起きたのだが、手越はこの被疑者との画像も流出している。

「後に手越は暴露本で、これらについて《「黒い交際」云々と非難されても、「男らしくないな」と思い、反論もせず、一言も謝りませんでした。それどころか、ネタと笑いに転換してくらいです》と明かしています」(前出・担当記者)

反社会的勢力との繋がりはコンプラ違反の典型で、2011年の島田紳助氏引退は最たる例だろう。

当時、島田氏は『行列のできる法律相談所』という日テレの看板番組MCを務めていたが、反社とメールをしていたため自ら引退した。

国分のコンプラ違反が刑事事件に該当するなら話は別だが、日テレの福田博之社長は会見で否定している。

過去にキャンセルされた人物を「許すな」「起用するな」ということではなく、納得できるような説明がほしいところだ。

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