西内まりや引退の背景には…山口百恵、松坂慶子、中森明菜 スター芸能人たちの「家族断絶」悲しい宿命

西内まりや (C)週刊実話Web
5月末で芸能界を引退した西内まりや。引退の背景には、実姉のロマンス詐欺疑惑や実母の資産流用など家族間のトラブルがあったとみられている。 

「売れた芸能人に、家族や親族がたかる金銭愛憎劇は昔からありました。
古くは“歌謡界の御三家”といわれた舟木一夫。スターとなった舟木に親族が群がり、絶縁状態に。
その後は山口百恵、松坂慶子、中森明菜らが有名でしょう」(ベテラン芸能ライター) 

山口百恵は1970年代に桜田淳子、森昌子と“花の中三トリオ”で大ブレイクしながら’80年、三浦友和との結婚を機に引退したが、実父の嫌がらせに泣かされたものだ。 

松坂慶子は結婚、中森明菜もアイドル時代から…

「百恵さんの父親は養育費どころか、生活費も払わなかった。母親がシングルマザーで育てたんです。
百恵さんが芸能界で売れ始めると、父親は家族面するようになり、百恵さんに無断で所属事務所から金を借りるようになった。
また、父親は金欲しさに移籍を画策したり、勝手に記者会見を開き、事務所や百恵さんの悪口を並べ立てた。
百恵さんが三浦との交際を公表した際も、メディアに登場して『結婚しないでしょう。あの子は自分の置かれている立場を知っている子です』と発言しました」(元女性誌記者) 昨今はドラマなどでバイプレーヤーとして活躍している松坂慶子は、ギタリストの高内春彦氏との結婚(’91年)が発端で、両親と絶縁状態に陥った苦い経験を持つ。

「結婚当時、松坂はトップ女優。誰が見ても高内氏との格差婚は歴然だった。
松坂の父親は『どこの馬の骨かも分からない男』と結婚に大反対。母親も父親側についたことで親子断絶しました」(同)

音楽活動を再開した中森明菜もアイドル時代から、稼いだ金をあてにする親族と折り合いが悪くなり、母親の死去以降、家族とは音信不通状態が続いている。

「父親は昨年12月に他界したが、明菜は現在の事務所の女性社長と養子縁組していた。もう復縁はないでしょうね」(夕刊紙記者)

家族の絶縁は、スターの悲しい宿命かもしれない。

「週刊実話」7月24・31日合併号より

【関連】まるでホラー! 息子をフッた元カノに脅迫&暴行を加えた“毒母”の狂気 ほか