「NPB20球団拡張計画」実現のカギは長嶋家と栗山英樹、大谷翔平
2025.07.13
スポーツ
栗山英樹、長嶋三奈、大谷翔平を味方に急進
もう一つは、ミスタープロ野球・長嶋茂雄氏からの後方支援だ。
球心会の設立会見で王会長は、生前の長嶋氏から寄せられた手紙(日付=令和7年5月吉日)を公開した。
「野球界の発展を目指した王さんの球心会の結成、おめでとうございます。私にできることがあれば、大いに協力したい」という文面。長嶋氏のお墨付きで、球心会は大きく昇華――。
さらに、侍ジャパンの後輩監督である栗山氏は、6月6日に都内の長嶋邸を弔問し、このとき喪主で次女の三奈氏が出迎えた。
この2人は2009~’11年に毎年8月の全国高校野球選手権大会期間中に放送される同大会のダイジェスト・ドキュメンタリー番組『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)でコンビを組み、一時は結婚(現在も共に独身)が噂されるなど、家族ぐるみの付き合いだった仲。
しかし、長嶋氏が’04年に脳梗塞で倒れ、三奈氏が介護に専念したため、空白があったものの「球心会でジョイント」という新たなステージを迎えた。
王会長が自身の後継役に選んだ栗山氏は、誠実な性格で保守と改革のバランスが取れ、立ち回りが柔軟。一方、三奈氏には長嶋家のブランドがあり、情報発信の最適任者。まさに最強コンビと言える。
「王会長はONの次世代リレーで球界拡張を進める戦略。これに大谷マネーが加われば、鬼に金棒、エクスパンションは一気に進む」(スポーツ紙デスク)
今度こそ、山は動くか。
「週刊実話」7月24・31日合併号より
【関連】「空白の一日」で巨人から移籍 阪神に人生を翻弄された小林繁の物語 ほか
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