吉沢亮『国宝』3週連続1位の大ヒット! 泥酔トラブル怪我の功名

吉沢亮 (C)週刊実話Web
泥酔トラブルで俳優生命が危ぶまれていた吉沢亮の主演映画『国宝』が絶好調だ。 

6月6日の公開から5週で動員319万人、興収44億円を突破。3週連続で国内映画ランキング1位を獲得している。 

吉沢は2009年にアミューズ全国オーデションをきっかけに芸能界デビュー。’11年に『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で脚光を浴び、’21年にNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演の渋沢栄一役を務めた。 

「飾ったところがなく、好感度も高かった。ただ、酔った姿をSNSに投稿していたんで、心配するファンもいた」(業界関係者) 

ファンの不安は的中する。 

昨年12月30日、友人らと酒を飲んで泥酔した吉沢は、翌朝に自宅マンションの隣の部屋に侵入。住人に110番通報され、今年1月、警視庁に書類送検された。

調べに対し、「トイレをしたくて勝手に入ってしまったと思います」と供述。泥酔して隣室に間違って侵入したようだ。

ビールCM降板&主演映画延期になったが…

「当時、吉沢はアサヒビールのCMに出演していた。当然ですが、アサヒビールは事件発覚の翌日に契約解除を発表。さらに、2月14日に公開予定だった主演映画『ババンババンバンバンパイア』も延期になりました」(芸能ライター)

俳優生命の窮地に立たされた吉沢だが、被害者との示談が成立したこともあり、東京地検は2月3日に不起訴処分に。延期された『ババンババン~』も7月4日から公開している。

「映画『国宝』は、いまだに観客動員数を伸ばしています。映画の原作は吉田修一氏の小説。吉沢演じる任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の人生を描いている」(同)

これまで芸能人の飲酒トラブルは数多あるが、飲酒事故からさらに一皮むけたのが、ビートたけしだ。

’94年にバイク事故で瀕死の重傷を負った、たけしは酒気帯び運転だった。

「映画監督“世界のキタノ”として確固たる地位を築いたのは、’97年に『HANA-BI』がべネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞してから。
また坂上忍も’95年、飲酒運転でパトカーとカーチェイスを繰り広げ、逮捕されている。
しかしその後、情報番組MCなどで大ブレイクしたのは周知の通り」(夕刊紙記者)

吉沢の泥酔トラブルは、まさに怪我の功名かもしれない。

「週刊実話」7月24・31日合併号より

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