新横綱大の里、名古屋場所で3場所連続優勝なるか 問われる二所ノ関親方の指導力
2025.07.12
スポーツ

見どころは史上最速、初土俵からたった13場所で最高峰まで駆け上がった新横綱、大の里だ。
本場所が15日制になって以降、新横綱で優勝したのは大鵬、隆の里、貴乃花、稀勢の里、照ノ富士の5人だけ。6月末の番付発表日、大の里は「もうお祝いは終わった」と宣言し、稽古に打ち込んできたが、相撲一途の生活を貫き通すのは容易でなない。
「場所入り後の稽古初日も、朝稽古はそこそこに、名古屋市長や関係各所へのあいさつ回りで大忙し。新興部屋で、これといった稽古相手もいないだけに、状態を上げるのに大変みたいですよ」(大相撲担当記者)
そこで注目されるのが師匠、二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の指導力だ。
二所ノ関親方の師匠である先々代鳴戸(元横綱隆の里)は、かつて「毎場所、師匠も弟子と一緒にテストを受けているようなものなんですよ。弟子が不成績だと、師匠の責任ですから」とこぼしたことがある。
大の里をどう大きく開花させていくか、二所ノ関親方の手腕にかかっているのだ。
大の里躍進なら末は協会理事長に
「大の里の横綱昇進で、二所ノ関親方の相撲協会内での評価はうなぎ上りです。6月に白鵬が協会を退職したこともあって、理事長への道も大きく開けた。
ただし、それも大の里が順調に成長してのこと。もし失速したり、変なトラブルを引き起こしたら、たちまち二所ノ関親方に跳ね返ってくる。ある意味で二所ノ関親方も正念場を迎えている」(協会関係者)
その二所ノ関親方の大の里に対する対応が、横綱昇進を契機に微妙に変化してきている。
これまでは場所前、自ら胸を出し稽古相手を務めてきたが、「ボクもだいぶ体がぶっ壊れてきたので」と、この指導法を取り止める意向を示したのだ。
「もう横綱なんだから自分で考えてやれ、と一本立ちを促したに違いないが、この“乳離れ”策がどう出るか見ものです」(同)
酷暑の名古屋。師弟にとって眠れない夜が続く?
「週刊実話」7月24・31日合併号より
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