『ぽかぽか』打ち切りで『めちゃイケ』再放送? オンカジ賭博逮捕に揺れるフジテレビ

澤部佑 (C)週刊実話Web
一難去ってまた一難。フジテレビ上層部が頭を抱えているのが、局員をめぐる不祥事だ。

同局のバラエティー制作部企画担当部長の鈴木善貴容疑者が、常習賭博の容疑で逮捕されたのは6月23日のこと。 

NEWSポストセブンが、鈴木容疑者にマツコ・デラックスがお金を貸していたとスクープするなど、未だに注目を集めている。 

しかし、警視庁が鈴木容疑者を逮捕したのは全くの偶然だったという。 

「フジテレビ関係者だから逮捕に至ったわけではない。あくまでも賭けていた金額が莫大だったための逮捕です。
通常は書類送検で終わる案件だが、鈴木の場合はかなり悪質。これまでに1億4000万円以上を賭けていたんです」(事情通) 

さらに鈴木容疑者は、先にオンラインカジノの賭博容疑で書類送検されていた、同局の山本賢太アナを闇の世界に引き込んだ張本人だったという。 

「山本アナにカジノの面白さを教えたんです。賭けるお金がないときは、融通までしていたといいます。鈴木容疑者の年収は2500万円超え。カジノで遊ぶ金にも苦労しなかったはず」(テレビ局関係者)

フジのエースだった鈴木容疑者だが…

そうした中、この鈴木容疑者の逮捕のトバッチリを被ってしまったのが、お昼のバラエティー番組『ぽかぽか』だ。

鈴木容疑者が企画提案し立ち上げたのが同番組だった。

「視聴率は1%前後と危険水域で、いつ終了しても不思議ではない番組だった。運が良かったのは、仮に打ち切っても後枠候補の番組が見つからなかったこと。結果、視聴率が悪いのは織り込み済みで、今まで細々と番組を続けてきたわけです」(テレビ局関係者)

鈴木容疑者だが、テレビマンとしてはなかなかどうして。仕事の評判はすこぶる良かった。「これまでも『ホンマでっか!?TV』や『さんまのお笑い向上委員会』、『アウト×デラックス』などを担当し、フジのエースと目されていた。すでにスポンサーがいない状況下でミソがついた『ぽかぽか』を継続する理由はない」(同)打ち切りが決まった場合、『ぽかぽか』の後枠だが…。

「テレビ界の掟破りとされるバラエティー番組の再放送を流すそうです。候補は『めちゃイケ』シリーズで、余った時間はドラマの再放送で埋める方針です」(同)吉と出るか凶と出るか、どちらにベットする?

「週刊実話」7月17日号より

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