国士舘大学柔道部に大麻使用疑い 素顔を知る人物が証言「明るく、上下関係のない学生でした」

国士舘大学HPより
国士舘大学柔道部員に大麻使用疑惑が発覚した。

6月16日、警視庁が東京・町田市にある学生寮を家宅捜索し、吸引器具や植物片を押収。寮に住む部員6人から事情聴取を行い、6人とも大麻の使用を認めているという。

「高校時代の友人から大麻を買ったそうです。その証言が本当なら、大学に進学する前から悪い仲間たちと付き合っていたことになります」(社会部記者)

集団大麻使用、それも、学生寮で…。近年、強豪の大学運動部の不祥事が相次ぐ中、柔道界の名門も例外ではなかった。

「大学は同日中にホームページで謝罪文を掲載しました。国士舘大学はロサンゼルス、ソウル五輪で金メダル連覇の故・斉藤仁氏、日本代表チームも指導している鈴木桂治氏など、柔道界の重鎮も輩出しています。
今年4月の全日本選抜柔道体重別選手権でも準優勝選手が出て、6月28日から始まる全日本学生柔道優勝大会でも、優勝候補にも挙げられていました」(同)

柔道部の今後の活動について、大学は22日に会見を開き、無期限活動停止を発表した。

部全体としても猛省は必須で、ペナルティーは避けられないが、今回の事件でショックを受けていたのは、何も大学関係者だけではない。

「いい意味で上下関係のない学生たちでしたが…」

彼らの素顔を知る人物がこう語っていた。

「京王線の某駅近くにある町中華の店が部員たちの溜まり場になっていました。斉藤氏が指導していた時代からの付き合いで、氏が先に帰るときは『これでメシを食わせてやってください』と、ウン万円を置いていくんです。明るく、いい意味で上下関係のない学生たちでしたが…」

また、同店は小泉今日子もご贔屓にしているそうだ。

他の来店客からは見えない、奥まったところを指定席としており、そこは通称“キョンキョン・シート”とも呼ばれているという。

芸能人が腰掛けた座席の話で盛り上がるくらい、彼らはピュアな一面も持っていたのに、なぜこんな事件を起こしてしまったのか…。

集団行動でハメを外し過ぎ、善悪の区別もつかなくなってしまったのか。大学運動部の闇は深い。

「週刊実話」7月10日号より

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