渡邊渚の地上波復帰に業界から手厳しい声「なぜキャスティングしたのか不明」

『昨日のアレ観』Xより
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚がフリー転身後、地上波バラエティーで初MCを務める『昨日のアレ観(み)』(千葉テレビ)の初回が6月13日に放送された。

番組はアイドルグループ「なみだ色の消しごむ」とMCの渡邊が、日本を元気にするために全国の企業と視聴者の夢を応援するバラエティー。渡邊の地上波復帰ということで、大きな話題を集めるかと思いきや、想像以上に盛り上がっていない印象だ。

TVerのお気に入り登録は700人程度と、かなりさびしい数字。番組を視聴した民放局スタッフが問題点を指摘する。 

「地上波を大々的に謳っていますが、千葉テレビはローカル局で影響力がない。こういった売り出し方では、今の時代、視聴者は食いつきません。渡邊さんは頑張る姿を見せているのですが、そもそもフジテレビ時代にバラエティーで活躍したイメージがない。 
現時点では、なぜ渡邊さんをキャスティングしたのか不明。初回放送は『なみだ色の消しごむ』メンバーに番組出演決定をドッキリで伝える内容でしたが作りが雑という印象だった」 

『昨日のアレ観』はアイドル色が強い? 

番組は「昔のとがったバラエティー番組を復活させたい!という夢をもった元テレビ局員オールスターチームが制作しています」と謳い、制作チームには元NHK、元フジテレビ、元TBS、元テレビ東京のスタッフが勢ぞろい。さらに渡邊が出演するとあって、何かサプライズがあるのではないかと注目されていた。

しかし、蓋を開ければアイドル番組だったことが分かり、視聴者も肩透かしを受ける形になったようだ。

「渡邊さんはファンもアンチも多く、かなり扱いが難しいタレント。地上波復帰ということで、業界でも注目度がかなり高かった。
ただ、『昨日のアレ観』は彼女の良さを活かせているとは思えない構成で、復帰番組は失敗に終わりそうだ。渡邊さんは、もう少し慎重に出演番組を選ぶべきだったでしょう」(同)

6月25日に1st写真集『水平線』(集英社)を発売するなど、多方面で活躍している渡邊。番組はまだ始まったばかりなので、ここからの展開に期待していきたい。

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