AKB48最新シングルに前田敦子、指原莉乃らレジェンドOG参加も盛り上がらないワケ

かつてのAKB48 (C)週刊実話Web
AKB48が、結成20周年記念となる66枚目のシングルを8月13日にリリースする。 

このシングルは、選抜メンバーが22人となり、レジェンドOGメンバーとして前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、指原莉乃が参加。シングル曲にOGが参加するのは、2016年3月に10周年記念としてリリースされた『君はメロディー』以来となる。 

「AKB48は、公式ライバルとして誕生した乃木坂46をはじめとする坂道グループに人気を奪われ、長期間にわたって低迷している。いまや、音楽番組に呼ばれることも少なくなり、地上波でメンバーを見ることはほとんど無くなった。
なので、今回のOG参加も一般的には知られておらず、盛り上がっていない。一方でファンの間でもOG参加に否定的な意見が多く、発売前から賛否両論が巻き起こっている。
発売までは期間があるのに、すでに失敗したという声も関係者から聞こえるほど」(スポーツ紙記者) 

参加予定の前田、高橋、小嶋、指原は、現在さまざまなジャンルで人気だが、アーティスト活動はしていないメンバーばかり。

特に、絶対的エースとして活躍していた前田は、女優業がメインとなり、アイドルとして作品に参加できるのか疑問が残るところだ。 

引退した人気メンバーが出演すれば話題はあったが… 

そんなOGメンバーたちの参加は、ファンだけでなく、テレビ関係者からもあまり評判が良くないという。

有名OGが4人も参加することで、テレビ出演が多くなりそうな気がするがどういうことなのか?

「指原さんと高橋さんは、卒業後に数多くの番組に出演していて新鮮味がなく、テレビ出演してもいまさら感がある。それに、4人のOGは各ジャンルで多忙なので、全員そろって番組に呼ぶとなるとスケジュール調整が煩雑になるでしょう。
そこまでして番組にキャスティングしても、そもそものAKB48に人気がなければ、視聴率は期待できない。
芸能界を引退している渡辺麻友さんを復帰させるサプライズがあれば話題性抜群でしたが、この4人では番組に呼ぶほどの影響力はないと思います」(民放関係者)

 かつて国民的アイドルとして君臨していたAKB48だが、なぜこのような状況になったのだろうか。

「20周年イヤーとしては、海外グループとのコラボや劇場特別公演など“お祭り感”が強調されていますが、一般視聴者、ライト層へのアプローチは弱い。
結成時の“会いに行ける”インパクトに匹敵するような、一連のストーリー性や物語としてのAKB感が乏しく、ニュース価値が薄く感じる層も多いでしょう」(アイドル好きの編集者)

OGの力で復活の狼煙を上げようとしたのか、村社会での盛り上がりを優先したのかは不明だ。

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