フジテレビ“身内”訴訟 港前社長&大多元専務が徹底抗戦で週刊誌に暴露か

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フジテレビのダッチロールが止まらない。 

中居正広氏と元フジアナウンサー女性への対応など、一連の問題を受けて、身内に刃を突き付けた。 

会社法に基づき、港浩一前社長と大多亮元専務の法的責任を追及することを決定し、訴訟準備に入ったと発表し、世間に衝撃を与えたのは記憶に新しいだろう。 

「港前社長と大多元専務をめぐっては第三者委員会の報告書により、ズサンな対応が明らかになっている。
中居氏と元女性アナウンサーとの事案の報告を受け、トラブルだと認識しながら隠ぺい工作に加担。ガバナンスを無視し、スポンサーが撤退する未曽有の事態を引き起こした。
200億円以上の赤字を生み出した張本人だといっても過言ではない」(事情通) 

フジテレビは港、大多両氏に損害賠償請求するわけだ。 

会社法に基づくと2人に勝ち目はない 

「金額にして10億円以上。下手をしたら、もっと多くの金額になるかもしれない。フジテレビだけでなく株主訴訟もある。
2億円以上といわれる退職金の返還も行われるでしょう。会社法に基づくと2人に勝ち目はありません」(司法関係者)

もっとも、フジテレビの提訴を不服とし、港氏と大多氏は徹底抗戦の構えを見せているという。

「責任を取って辞任したわけです。すべてはフジテレビのためだった。それを今さら提訴することに激高している」(事情通)

裁判の判決次第では、無一文になる可能性もある2人に一部では、こんな声もささやかれている。

「週刊誌に暴露するというんです。確かに守るものはない。だったら、すべてをぶちまけてやろうと腹をくくったという話が飛び交っているんです。
曲がりなりにも一度は社のトップに立った2人です。この情報がガセであることを祈るばかりです」(民放関係者)

仁義なきフジの戦い。

「週刊実話」6月26日・7月3日号より

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