高校野球「7回制」導入ほぼ決定? 国際化の影響で変わる夏の風物詩
2025.06.16
スポーツ

日本高野連が5月の理事会で、7イニング制導入についてアンケート実施を発表。注目は各都道府県の高野連や加盟校だけでなく、ファンや有識者にも広く意見を求める点だ。
熱中症対策、日程問題などから、高野連は7回制とDH制の導入を議論してきた。
今回のアンケートは7回制が主題となるが、一般の人からの意見も反映されるとなれば、導入は「ほぼ決定」とみるべきか。
「熱心な高校野球ファンは試合終盤の8、9回での攻防が見られないとし、7回制導入に反対でしょう。でも、識者たちは炎天下で行われている大会そのものを疑問視してきました」(アマチュア野球担当記者)
TVコメンテーターたちは、高校野球の現場を知らない。球児たちは猛暑にも耐えられるような練習を積み上げ夏の大会に臨む。
また高校野球だけが特別ではなく、厳しい練習を重ね総仕上げの大会に臨むのは他のスポーツも同様だ。
採用されると「大味な試合になりそう」
「7回制が導入されると、野球そのものが変わるとするプロ野球OBの意見は貴重です。しかし、夏の甲子園大会後に行われる国際試合のU-18大会は7回制で、DH制のルールも採用されています。
今秋の国民スポーツ大会では、7回制の導入を決めています。現場の指導者たちに聞くと、国際化の大義名分でそうなると捉えている節も感じられました」(スポーツライター・飯山満氏)
「国スポで混乱ナシ」の報告がされれば、7回制の導入は一気に決まりそうだ。
「7回制になれば、2番バッターの役割が変わります。走者を送ることよりも、長打が求められます。イニング数が少なくなる分、打席数も減るので、4番バッターを3番に置く打順になります。心理面での攻防がなくなり、大味な試合になりそう。投手の負担は減りますが…」(同)
導入前に、やはり大モメになったタイブレーク制も見慣れたせいか違和感が薄れてきたが、7回制への移行は慎重にならざるを得ないようだ。
「週刊実話」6月26日・7月3日号より
【関連】高野連が頭を抱える暑さ対策…“高校野球の風物詩”が存続危機 ほか
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