「2度いけるよ、これ!」加熱式たばこデバイス『Fasoul Q1』がホントに電子たばこスティック1本を《2回吸い》できるか使ってみた

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『Fasoul Q1』
2025年5月、日本たばこ産業(JT)が、取り扱いの紙巻たばこや加熱式たばこを含む計24銘柄を値上げした。物価上昇とのダブルパンチで愛煙家の財布には厳しい状況だが、そこに「IQOSのテリアが1本で2回吸える」というコストパフォーマンスの高さで注目を集めている電子たばこがある。『Fasoul(ファソール)Q1』だ。

本当に1本のスティックを2回吸うことはできるのだろうか?

従来の加熱式たばこユーザーはもちろん、これからデバイスを選ぶ愛煙家のために『Fasoul Q1』を使ってみた。なお、筆者は紙巻も加熱式も両方たしなむ喫煙者だ。テリアのペースは2日で1箱なので、まあまあのヘビーユーザー。お気に入りの銘柄はメンソール系『SUN PEARL』だ。

『Fasoul Q1』

IQOSイルマワン互換の高い実用性 豊富なカラバリと洗練されたデザインも 

『Fasoul Q1』はアイコスイルマワンやイルマiシリーズの互換機として設計されている点が大きな特徴。「TEREA(テリア)」や「SENTIA(センティア)」のスティックに対応していて、1回の充電で、最大12~15本の連続使用が可能。使い勝手の良さと互換性の高さは、日々の喫煙体験をストレスフリーにしてくれそうだ。

豊富なカラーバリエーションもガジェット心をくすぐる。ボタニックグリーンやシャンパンゴールド、サクラグラデーション、シアン、グラデーションピンク、イエロー、ホワイト、ブラックと多彩なラインナップ。自分の好みやライフスタイルに合わせて選ぶ楽しみが広がる。コンパクトで持ち運びやすい本体は、日常のどんなシーンにも自然に馴染むデザインだ。

『Fasoul Q1』

今回は「ブラック」を使ってみた。デバイス自体は、手のひらサイズで非常にコンパクト。「テリア」の箱の左右を少し小さくして厚みがついた感じだ。ディスプレイ表示もシンプルで見やすく、喫煙回数やバッテリー残量、喫煙時間がひと目で分かる。燃焼中は、ロケットに火がついているディスプレイも面白い。

コスパ高める「1本で2回吸う」機能を体感!最初は疑っていたが…

それでは製品最大のウリ「1本で2回吸う」機能を体感してみよう。『Fasoul Q1』はIQOSで一度使用したスティックを再度加熱してもう一度吸うことができるため、コストパフォーマンスの面でも優れているという。そこで「2本目も満足いく吸いごたえか?」「シケモクじゃないの?」という疑問に、実際に体験した愛煙家の視点で答えてみよう。実は、筆者も最初は疑っていた。

テリアのスティックを1本吸う
まず、通常の手順で、テリアのスティックを1本吸う。取り出したスティックは、それほどの焦げ目はないが、通常ならゴミ箱行きだ。
テリアのスティック
使用済みスティックを『Fasoul Q1』に挿し、電源投入。喫煙OKまで数十秒のカウントダウンが始まる。
『Fasoul Q1』
いざ、喫煙タイム! 1回目のときと味わいが少し違うが、十分たばこを味わえる。1回目のときに感じなかった、紙巻たばこのフレーバーもするような…。吸い終わったスティックはこのような感じで外側に焦げ目が。
『Fasoul Q1』
吸い終わった感想をひと言で表現するなら「2度いけるよ、これ!」。2回目は、加熱式たばこと紙巻たばこの「中間」のような味わい(個人差はあります)。しかし、なぜ2回吸いしても味が落ちないのだろうか?

説明書を見る限り、IQOSとは燃焼方式が違うのだ。簡単に言えば、IQOSではスティックの真ん中を燃焼するが、Fasoulは未燃焼な外側を燃焼させるためフレッシュな味わいのままで2度吸いを実現させているようだ。
『Fasoul Q1』の仕組み
発売から数か月で累計35万台ほど売り上げ、販売数はさらに伸びているという『Fasoul』シリーズ。たばこ代節約になるだけでなく、テリアを楽しむ上で新たな選択肢となるかもしれない。

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